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Japanese
"20!+39!=59! TOUR" 11月1日(金)長崎 DRUM Be-7 開場 18:30 / 開演 19:00
特設サイト:https://uchikubi.site/203959/
色の濃いタイアップ曲が集結した打首のニュー・シングル。元極道の専業主夫の日常を描くギャグ・コメディ"極主夫道"OP曲「シュフノミチ」は、主夫/主婦の奮闘を歌っており、まさに"生活密着型ラウドロック"バンドと相性抜群の1曲だ。一方「カンガルーはどこに行ったのか」では、子どもの大人気キャラクター"しまじろう"とのタイアップというだけでも強烈なのに、"かんがえることを"と何度も繰り返される言葉が、より大きなインパクトを放つ。さらに、その"かんがえる"という歌詞の中に"カンガルー"が実は交ざっているんだから、笑わずにはいられないし、その裏で鳴るベース・ラインもクセになる。疾走感溢れる「それだけがネック」の、メロディにぴったりとハマる語感も良い。
ミニ・アルバムそのものや"新型コロナウイルスが憎い"といった、どストレートなタイトルからもわかる通りに今年を象徴する1枚が完成。本作には、ステイホームで筋トレしながら、アニメを観る前後に、はたまた風呂上がりに腰に手を当て牛乳を飲みながら――そうして聴くことで灰色の日常を鮮やかに彩ってくれる曲が詰まった。"マスクしながらの ジョギングヤバイ"(「足の筋肉の衰えヤバイ」歌詞)など、打首らしく生活に密着した2020年のあるあるには思わずニヤリとさせられ、コロナ禍から平穏を取り戻したときに何をしようかと希望を歌う「明日の計画」で泣かせてくるのもニクい。日常が変わってしまったからこそ、今の日常を歌う打首の音楽がとても愛おしい。なんて書いたけど、頭を空っぽにして楽しむのもやっぱりいいのだ。
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