Japanese
2021.06.22
Ivy to Fraudulent Game × LAMP IN TERREN
福岡BEAT STATION
[Ivy to Fraudulent Game × LAMP IN TERREN SHORT TOUR " μελαγχολία -メランコリア- "2021]
6月22日(火)福岡BEAT STATION
OPEN 18:15 / START 18:45
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LAMP IN TERREN (238)
MUSIC VIDEO
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Ivy to Fraudulent Game
Singin' in the NOW
アイビーの"今"を歌うアルバム『Singin' in the NOW』。「オートクチュール」、「オーバーラン」など疾走感溢れるロック・チューンに加え、コーラスの効いたギターときらめく電子音が軽やかな「yaya」、きめの細かい演奏に叙情的な歌声が映える「Heart room」、浮遊感あるデジタル・サウンドが異彩を放つ「UNDER LAND」、壮大なラストを飾るドラマチックな「愛の歌」と振り幅の大きさが印象的だが、伝えたいメッセージは一貫している。"貴方の暮らしを笑顔にできますように"との想いが込められたという今作は、余白を残した歌詞が聴き手それぞれの置かれた環境、抱える悩みに適応できる包容力を持つ。ここに収録された10曲は、そんな"貴方"へ向けた彼らにしか歌えない"愛の歌"だ。
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Ivy to Fraudulent Game
胸を焦がして
4thアルバムからの先行シングルとなる本作。キラキラしたグロッケンの音色が弾むイントロからスタートする表題曲「胸を焦がして」は、春の訪れを告げるような今の季節にぴったりの明るいメロディが印象的だ。しかし、心弾むサウンドに乗せて歌われる歌詞には、弱さや憂いが綴られている。"夢は叶う"、"きっとうまくいく"と歌うのではなく、うまくいかない人生も受け入れありのままを映す言葉たち。そんな共感性の高い歌詞は、不安を抱えながらも思い描いた未来に胸を焦がし生きている、すべての人の人生を肯定する包容力と温かさを持っている。また2曲目のタイトルは事前に明かされておらず、CD購入者だけが楽しめるエンタメ性も魅力。ニュー・アルバムへの期待も高まる。
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Ivy to Fraudulent Game
再生する
いいタイトルだ。コロナ禍に崩壊した文化を"音楽の力で再生する"という決意で制作されたIvy to Fraudulent Gameの最新アルバム。それは同時に、一時は活動休止の危機にあったというバンドそのものを再生していく、そんな作品でもあると思う。特筆すべきは、初めてメンバー全員が作曲を手掛けたこと。大島知起(Gt)による解放的なナンバー「檻の中から」、轟音が美しい幻想を描くカワイリョウタロウ(Ba)の「共鳴」をはじめ、寺口宣明(Gt/Vo)が手掛けた「Twilight」は神聖なアプローチで新境地を開いた。そんな今作で静かな憂いを湛えるのがメイン・ソングライター 福島由也(Dr)作曲の「番」や「御伽」だ。"心を表す言葉が見つからない"と綴る歌詞に、彼らが音楽に求める意味を見た。
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Ivy to Fraudulent Game
完全が無い
夢破れて失意のどん底に落ちようとも、孤独に喘ぎ泣こうとも、人は最後に必ず死ぬ。その日を迎えるまでの出会いや苦悩が唯一無二の人格になる。メジャー・デビュー後、「Memento Mori」や「模様」といった曲で、Ivy to Fraudulent Gameが歌い続けてきた揺るぎない思想が、ひとつの作品として結実した2ndアルバム。青い前進の意志を刻む「blue blue blue」、ヘヴィな音像の中で不屈の闘志を燃やす「無常と日」や「真理の火」など、美しくも激情を孕んだオルタナティヴなバンド・サウンドに乗る、寺口宣明のヴォーカルの訴求力はいっそう強度を増した。全11曲の最後に辿り着く、生命力が漲る壮大なバラード「賀歌」は圧巻。不完全な日々を愛してこそ人は強くなる。
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Ivy to Fraudulent Game
模様
バンドとしてネクスト・ステージへと進んでゆくことを宣言するような前作シングル『Memento Mori』に続き、アイビーがリリースする2019年第2弾シングル『模様』は、初めてヴォーカル、寺口宣明(Gt/Vo)の作詞作曲ナンバーをリード曲に掲げた王道のロック・バラード。アコースティック・ギターとストリングスを伴奏に歌い出し、次第にバンド・サウンドが美しく広がってゆく展開には、前作収録曲「低迷」に引き続きアレンジャーに迎えたトオミヨウの辣腕が光る。"鱗の傷は 光を受けて 模様みたいに綺麗だった"と、生きていくなかで誰もが少なからず負う痛みや傷こそが人間の生きた証であると肯定するような歌詞には、自分の弱さを包み隠さずに歌う寺口の素直な心情が綴られている。
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Ivy to Fraudulent Game
Memento Mori
"死を想え"と訳されるラテン語"Memento Mori"を表題に掲げたニュー・シングル。快作。先行で音源なしのリリック・ビデオを公開する初の試みからも感じられるとおり、今作はバンド史上最もメッセージ性の強い曲と言ってもいいかもしれない。"いつかは死んでしまうなら"と、死の側から生きる日々を浮き彫りにする思想は福島由也(Dr/Cho)らしいが、それを開放的なサウンドに乗せて、揺るぎない真実として歌い上げる寺口宣明(Gt/Vo)の、ロック・ヴォーカリスト然とした歌唱が清々しい余韻を残す。カップリングにはインディーズ時代からライヴで演奏している「trot」、寺口による作詞作曲「低迷」も収録されるが、全編に同じようなメッセージを貫いた構成も美しい。
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Ivy to Fraudulent Game
Parallel
マイナビBLITZ赤坂やZepp DiverCity TOKYOでのワンマン・ライヴを成功させるなど、着実に進化を遂げているIvy to Fraudulent Gameの初シングル。表題曲「Parallel」は抑制された美しいメロディと冷徹なビートのなかで、この世界とは何かがズレた"並行世界"を淡々とした筆致で綴る。言葉と音とで圧倒的な虚無感を描き出したアイビーの真骨頂と言える楽曲だ。カップリングには、寺口宣明(Gt/Vo)が初めて書き下ろした「sunday afternoon」を収録。メジャー・デビュー・アルバム『回転する』で「革命」を聴いたとき、バンドの持つ陽性のエネルギーに驚かされたが、あの寺口がこんなにも洒脱でスウィートなポップ・ソングを作るなんて。まだまだアイビーはバンドのすべてを掴ませてくれない。
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Ivy to Fraudulent Game
回転する
福島由也(Dr/Cho)が生み出す繊細にして荒々しい楽曲を、不遜なほど強い存在感を放つ寺口宣明(Gt/Vo)が歌う。ふたりの圧倒的な奇才を擁してインディーズ時代から注目を集めていた4人組ロック・バンド Ivy to Fraudulent Gameの、待望のメジャー・デビュー・アルバム。インディーズ時代にリリースした「青写真」や「アイドル」を再録したほか、今作のために書き下ろした新曲、インスト曲を含む全9曲は、それぞれが美しく調和し合いながら希望に満ちたひとつの景色を描いていく。脈打つ心音を合図に"貴方の思う様な人では在れないから"と不安に苛まれた自分を卑下する「最低」から幕を開け、"飼い慣らせ不安をこの歌で"と終える「革命」まで、そこには圧倒的な構築美が貫かれていた。
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Ivy to Fraudulent Game
継ぐ
美しくも退廃的なバンド・サウンドに乗せて、寺口宣明(Gt/Vo)が耽美で衝動的なメロディを歌う群馬発の4人組、Ivy to Fraudulent Game。前作『行間にて』から約1年ぶりとなる2ndミニ・アルバムは、ソングライティングを手掛ける福島由也(Dr/Cho)のルーツでもある、SIGUR RÓSやMY BLOODY VALENTINEなどの影響をより色濃く反映させて、バンドの新境地を切り拓いた1枚になった。そこで描く歌詞は抽象的で、思想的で、すんなりと読み解けるものではないかもしれないが、例えば、誇り高く生きる人の生き様を歌う「Utopia」や、運命とは何か、生きる価値とは何かを問う「Dear Fate,」や「!(読み:アマダレ)」、希望の意味に葛藤する「夢想家」など、その奥には誰もが共感できる"感傷"が詰まっている。おそらく「徒労」は、このバンドが音を鳴らす意味そのものだ。
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Ivy to Fraudulent Game
行間にて
"閃光ライオット2013"のファイナリストでもある、2010年に結成された群馬出身平均年齢21歳の4ピースが待望の全国デビュー。ポスト・ロック、オルタナ、シューゲイザーといった音楽性を取り入れたサウンドスケープは繊細で感傷性が高く、J-POPとしても通用するメロディはキャッチー且つポジティヴに響く。異なる趣きを持つそのふたつの要素の整合性は現段階では粗削りだが、そのぶん今後どう化けるのかという期待値は上がるというもの。若くして完成している器用なバンドが多い今日の日本において、磨けばさらに光るに違いないと思わせる彼らのような存在は貴重である。楽曲や歌詞のメッセージごとにさりげなく表情を変えるヴォーカル・アプローチや、心象風景を音像で描く演奏スキルも成長が楽しみだ。
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LAMP IN TERREN
FRAGILE
"FRAGILE"というタイトル通り、傷つきやすくなった心に丁寧に触れるような、音や言葉のひとつひとつに誠を尽くした全10曲を収録。距離を置いた生活をしなければならない今、中でもまず胸に飛び込んでくるのが「宇宙船六畳間号」。星が瞬くようにキラキラと光るサウンドと浮遊感で、部屋の中から宇宙を描くこの曲。"気持ちと想像で君の形に触れる"、"僕ら確かに繋がっている"の詞に彼らの粋な実らしさが滲む。また、クワイアのスケール感が彼らとしては新しい「EYE」、アコギ片手に松本 大(Vo/Gt)の日常と本音を歌にした「いつものこと」など音像の幅も見せながら、すべてを総括するように、そんな人や世界の危うさと共生していく決意を示す、繊細且つ芯のある表題曲で締める流れも美しい。
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LAMP IN TERREN
silver lining
長崎県で結成され、東京を中心に活動をしている3ピース・バンド、LAMP IN TERRENが"希望の光"という想いを込めたメジャー・デビュー・アルバムをリリースする。"この世の微かな光"という意味を持つバンド名を掲げた彼らは、思えばいつも光について大きな意味を持たせていた。全身を震わせて叫ぶような松本大の力強い声で歌われる歌詞には、どこか捨て鉢になっていながらも、決してすべてを諦めないという確かな意志や願いがある。それはまるで届かない光に向かって必死に手を伸ばすようにもどかしく、途方もない姿だが、本来人間はそういうものだ。ろうそくの様に小さくて温かい光がゆっくりと足元を照らしていくような、彼らにとって確かな指針になる作品。
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LAMP IN TERREN
PORTAL HEART
長崎出身の3ピースによる1stミニ・アルバム。このLAMP IN TERRENというバンド名には"この世の微かな光"という意味が込められているという。そして、名は体を表すもので、その音楽もまさに"この世の微かな光"を照らし出すようなものだ。曲の主人公は常に"自分とは、心とは、命とは何なのか?"という自問自答を繰り返し、世界の大きさに震え、誰かのことを想い、時に孤独の雨に、時に希望の陽光に晒される。ある意味、人間ひとり分しかない、ちっぽけな歌だ。しかしながら、力強い歌声と荒々しく、しかし煌くようなメロディを奏でる演奏は、人ひとり、その身体にしか宿らない光を確かにその音に刻み込む。この世の広さに比べれば、苦しくなるほどに等身大な"人間"の歌。世界で最もくだらなく愛おしい賛美歌。
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