SWITCH vol.5

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Japanese

2021.02.20

SWITCH vol.5

江ノ島OPPA-LA

Laura day romance

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"SWITCH vol.5"
2月20日（土）江ノ島OPPA-LA
OPEN 14:30 / START 15:00
出演者：TAMTAM / Laura day romance / Gi Gi Giraffe / Glimpse Group
DJ：村田タケル（School In London）
出店：to'morrow music

PRESENT

Laura day romance (62)

2025.01.07: Laura day romance、レトロリロン、XllX出演。GORILLA HALL OSAKAでの恒例イベント"802 Jungle Attack"第3弾2/2開催決定

2024.11.06: Laura day romance、本日11/6配信リリースのニュー・シングル「Amber blue」MV公開。3rdフル・アルバム前編『合歓る - walls』来年2/5配信リリース決定

2024.10.18: Laura day romance、ニュー・デジタル・シングル「Amber blue」11/6リリース決定。来年4月に大阪城音楽堂＆東京国際フォーラムホールCでのワンマン開催も発表

2024.08.21: Laura day romance、ニュー・デジタル・シングル「渚で会いましょう」配信リリース＆MV公開

2024.08.14: Laura day romance、ニュー・デジタル・シングル「渚で会いましょう」8/21配信リリース決定。8/17ラジオ・オンエア解禁

TAMTAM (34)

2021.04.14: NakamuraEmi、Kuro（TAMTAM）、根津まなみ（showmore）ら7組出演。下北沢サーカスにてオンライン・チャリティ・ライヴ"CIRCUS FES FINAL"4/24配信決定

2021.01.23: TAMTAM、Laura day romance、Gi Gi Giraffeら出演、インディーズ・パーティー"SWITCH vol.5"江ノ島OPPA-LAにて2/20開催

2020.07.02: 7/4開催"SYNCHRONICITY2020 ONLINE FESTIVAL"、最終ラインナップでTRI4TH、SOIL、踊ってばかりの国、DENIMS、TAMTAMら13組発表。タイムテーブルも公開

2017.05.15: TAMTAM、6/23に新作『EASYTRAVELERS mixtape』をカセットテープ＆配信限定リリース決定。3ヶ月連続MV公開企画第3弾も

2016.09.08: TAMTAM、9/14にリリースするニュー・アルバム『NEWPOESY』の全曲試聴トレイラー映像公開

MUSIC VIDEO

Related DISC REVIEW

: Laura day romance

roman candles | 憧憬蝋燭

2021年の「fever」、「東京の夜」、「happyend」の3ヶ月連続配信に続く2ndアルバム。フォーキーでいて都会的な街のざわめきも織り込まれたサウンドも、そこに風のように流れるメロディも、今作ではより洗練され、エヴァーグリーンに磨きがかっている。静かで透明感のあるギター・サウンドに物語を吹き込んでいくのは、井上花月のヴォーカルだ。柔らかく甘みのある声の中に数滴の憂いや毒っぽさが交じって、その歌にアンニュイな陰りを落とすヴォーカル、言葉を漂わせるような発語の心地よさが、現実と音楽との境界をぼやかしてしまう。揺らぐ蝋燭の炎を眺めていると、いつの間にかひとり物思いの時間や静かな記憶に触れるように、マジカルな時間に滑り込んでいく時が味わえる。そばに置いておきたいアルバムだ。

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: Laura day romance

farewell your town

大学のサークル仲間で結成し、EPやシングルをリリースしてきた4人。この1stフル・アルバムは、ひとつの街をテーマに悲喜こもごもの日常を詩的に描いた作品になっている。男女Voで紡ぐポップで切ないメロディを軸としたインディー・ロック的な作品から、今回は立体的に音で景色を描いていくようなサウンドとなった。ネオアコや芳醇な日本のポップ・ミュージックの、系譜やエッセンスを汲みながら、音の隙間にも物語を宿していて歌の奥行きを生んでいる。耳をすませばどこか懐かしい街の風景やざわめきが聞こえ、季節の香りが立ち上ってくる音楽となった。20代の彼らが決して背伸びをすることなく、ここに封じ込めたタイムレスな桃源郷。そこには時折パンキッシュなつむじ風も吹くので、油断ならず、刺激的だ。

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: TAMTAM

Strange Tomorrow

ダブ・バンドとしてのプライドを確固たるものにしながら、ダブ・バンドとしてできることを開拓してきたTAMTAM。フル・アルバムにはその軌跡が詰まっている。爆発の前のカオスと、新しい空気が吹き込んで覚醒するカタルシスとを猛スピードで繰り返すサウンドに引き入れられ、Kuroの歌うエモーショナルに、かつ自由に音の中で飛びまわったり、たゆたうようなヴォーカルに圧倒される。美しく、スケール感のあるサウンドながら、終始、ある種の緊張感・緊迫感を宿していて、その"何かが起こっている"感じにがっちりと心を掴まれ、揺さぶっていく、刺激的なアルバムだ。ディープで憂いのあるトーンながら、クリエイティヴィティや心の奥底の思いを活性していくかのような感覚が、湧き起こってくる、そんな重厚感がある。

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: TAMTAM

For Bored Dancers

洪水のようなギター音と前のめりに煽るビートではじまるTrack.1「クライマクス」。まずこの圧倒的な音でブラックホールのようにリスナーを引き込んでいくアルバムになっている。そして引っ張り込まれた先に広がるのは甘美な世界。ピアノの柔らかな音色を基軸にしたレゲエ・チューン「シューゲイズ」や、フリーキーで万華鏡的コラージュ感のあるダンス・ミュージック「フリー」など、様々なステップを踏むリズムが流れ、変わりゆく景色の中をたゆたうようにKuroのヴォーカルがのっていく。刻むビートは細やかで高揚感があり、しかしそのタイム感は午睡に溶け込んでいく時のような、心地好さがある。夢とうつつをシームレスに繋いで、音の揺りかごに乗せて揺さぶるアルバム。切なさと懐かしさを湛えた歌心がまたいい。

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