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INTERVIEW

Japanese

"7秒とロック" 座談会

 

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A11YOURDAYS,:SOGYON(Vo)
Charles:池田 光(Vo/Gt)
マッシュとアネモネ:もちこ(Vo/Gt)
とけた電球:岩瀬 賢明(Vo/Gt)
サブカル女子に好かれる男bot
下北沢ReG:鈴木 しんや
インタビュアー:三木 あゆみ Photo by かねしろあんり

-ちなみに、みなさんは今の若手歌モノ・シーンについてどういうふうに考えていますか?

岩瀬:僕はあんまり考えたことはないかもしれないですね。なんかシーンって考えちゃうと僕らもそこに行かなきゃいけない気がして。僕らは僕らなりのことをして、頑張っていきたいんですよね。なので、シーンに入りたいとかは思ってないんですけど、そのなかでこういう"7秒とロック"みたいな歌モノ・シーンに呼んでいただいたときに、そこでちゃんと輝いて、スターになれたらいいなとは思います。

池田:僕は、いいバンド、かっこいいバンドだけが勝っていけばいいなって思ってます。それで言うと、今回の"7秒とロック"はそういういい歌を歌うバンドばかりが揃っていますし......勝ちたいですね。ちゃんといい歌心を届けられるように。

鈴木:シーンで言うと、みなさんは今のフェス・シーンについてどう思ってるんですか? わりと身体を動かしながら楽しむ人たちが中心になるじゃないですか。そういうのに対して歌モノの人たちはどう思うのかなって。

池田:僕は肯定的ですね。そういう身体を動かすっていうのは、僕らも曲を作るにあたって意識していることだと思うし。身体を揺らせるとかノれるような気持ちいいリズムとか。ああいうフェス・シーンって、気持ち良くなるものじゃないですか。知らないバンドを観てもそうなるし。バンドをやるうえで、ああいう役目もちゃんと担いたいなって思いますね。

SOGYON:僕も肯定派です。飛んで跳ねたりするのも楽しいよね。

鈴木:そういうお客さんからのアクションとかも嬉しい?

池田:僕らのライヴでサークル・モッシュが起きたら困りますけど(笑)、やっぱりアップテンポな曲とかをやっているときは、そういうアクション的なものがあると楽しいですし、そこを求めている部分もありますね。

鈴木:なるほどね。"ちゃんと聴けや"って感じではないの?

池田:"ちゃんと聴けや"って曲は"ちゃんと聴けや"ってやりますよ。こっちがアゲてるときは"アガれや!"です(笑)。岩瀬はこの前お客さんと手を繋いで、何秒間か目を見ながら歌ってたよね。そういうところ、勝てねぇって思います。

岩瀬:そういうの好きなんですよね。

鈴木:すげぇな(笑)。

池田:(もちこは)そういう"アゲていく"みたいなのなさそう......。

もちこ:ライヴだと全然できないですね。でも私自身、中学生のときはライヴを最前列で観て"わぁ~"ってなるみたいな、キッズ時代があったりして。

鈴木:ミセス(Mrs. GREEN APPLE)好きだったんだよね?

もちこ:そうなんです、ミセスが大好きで。やっぱり聴いてる側だとノれたほうがいいかなとは思うんですけどね。演者側からすると"自由にやってくれたまえ!"って感じです(笑)。

-また、今回のイベントではTSUTAYAでの無料レンタル企画も実施されるとのことなのですが、こちらについても詳しくうかがいたいです。

鈴木:もともとTSUTAYAに仲良くさせてもらっている人がいて、その人に今回こういうイベントをやることになったので、"ポスターとか貼らせてくださいよ"くらいの話をしていたんですけど、向こうから"もっと面白いこといろいろやりませんか"って言ってもらえて。で、無料レンタルっていうのがあることは知っていたんですけど、こういう1日開催のイベントのためにできるものなのか相談してみたら、"ぜひやりましょう"というふうに言ってくれましてね。不参加のバンドもいくつかはいるんですけど、基本的には全バンドの曲が収録されたオムニバス的なCDを無料レンタルできる、というものです。

-こういうオムニバスみたいなのがあるのはいいですね。

鈴木:パンク系とかだったらその日初めて聴いても、暴れて楽しんでみたいなことができるけど、歌モノだから曲を覚えて歌詞を知って、"あの曲が良かったから、この日観にいこう"とかって思えるきっかけになったらいいなと思います。

池田:僕らは"閃光ライオット"に出場していたんですけど、あのイベントもファイナリストの曲を集めたコンピレーション・アルバムがあったんですよ。ああいうコンピとかってジャンルとか関係なくバラバラに入っているので、人によってはこの曲は聴かないで飛ばすみたいなのがあると思うんですよね。でも、この"7秒とロック"のコンピは飛ばして聴くことはないだろうと。すごくいいコンピだと思います。

-行こうと思っている人にはもちろん聴いてほしいオムニバスですし、まだ知らない人たちにもイベントを知ってもらえるきっかけになりそうですね。

鈴木:それで聴いてもらって、"行こう"ってなったら最高ですね。

-では、最後に改めてこのイベントに向けた想いを教えてください。

サブカル:歌モノ好きの方なら、もう絶対に楽しめるサーキット・イベントだと思うので、好きなバンドだけを観るとかいうよりも、せっかくコンピもあるのでいろんなバンドを聴いてもらって観てもらって、"7秒"で好きになってもらえたらいいなと思います。

鈴木:ジャンルをここまで絞っているので、やっぱりいろんなバンドを観てほしいですね。あとはみなさんのイベントの楽しみ方とかもいろいろ知りたいので、"こんなことを希望してます"とかあったら、ぜひTwitterでリプとか飛ばしてほしいです。これから当日に向けてまだまだいろんなことを準備していきますし、初開催なので、そういうふうに作っていきたいですね。別に俺はサブカル女子に好かれる男性が好きなわけじゃないですけど――

一同:(笑)

鈴木:そういうのが好きな子たちの目線での楽しみ方とか、希望とかを伝えてもらえたら、極力叶えていけるようなイベントにしたいと思います。

-出演者のみなさんもそれぞれのバンドのアピールや当日の意気込みをお願いできますか?

池田:Charlesは4人とも個性的で、4人全員歌いますし、各々キャラの立ったステージングを見せられると思います。"全員でCharlesなんだぞ"っていうバンド感をぜひ観ていただきたいです。出しているMVは2本ともバラードなんですけど、ライヴは結構ノリノリでやってます。キャッチーな歌心を届けますので、とけた電球とタイムテーブルが被ったら、ぜひともCharlesを観に来てください(笑)。

岩瀬:とけた電球はCDからはあんまり想像つかないかもしれないんですけど、ライヴは結構楽しい感じのバンドなんですよ。笑いもあり、バラードだったら涙もあり、ひとつのステージで、ちゃんとストーリーのあるライヴができると思います。Charlesと被ったときは、ぜひとけた電球に来ていただきたいです。

SOGYON:A11YOURDAYS,は一緒にシンガロングするような曲がたくさんあるので、みんなで声を出すようなライヴをやりたいなと思います。あとは初開催なので、いい思い出としてみなさんに持ち帰ってほしいですね。最高の時間を作りますので、もしとけた電球とCharlesと被ったときはA11YOURDAYS,を観にきてください(笑)。

もちこ:マッシュとアネモネは、全然わいわいできるバンドじゃないかもしれないですけど、好きなようにノッてもらいたいです。"7秒とロック"に出て何年か経ってから、"歌モノ・バンドと言えばどのバンド?"と聞かれたとき、マッシュとアネモネを呼んでもらえるようなきっかけになればいいと思います。もしみなさんと被ったら、なるべく巻いて観にいけるように頑張ります(笑)。

鈴木:4会場あるし、みんなタイムテーブル被せてみようかな?

一同:(笑)

EVENT INFORMATION
"7秒とロック"

9月29日(日)下北沢ReG / MOSAiC / 近松 / WAVER ※4会場往来自由
OPEN 11:30 / START 12:00 ※11:00より下北沢ReGにてリストバンド交換開始
出演者:とけた電球 / CRAZY VODKA TONIC / Novelbright / Charles / YUMEGIWA GIRL FRIEND / A11YOURDAYS, / shellfish / マッシュとアネモネ / Plot Scraps / Made in Raga-sa / irune(ex-Use With Caution) / シロとクロ / アメノイロ。 / ヨイズ / alcott / osage / 尾崎リノ / イロムク / いつかのネモフィラ / WALTZMORE / 青はるまき / Amber's / Bye-Bye-Handの方程式 / 時速36km / Absolute area / .(dot)any / 侍文化
[チケット]
前売 ¥3,300 / 高校生以下¥2,900 / 当日¥3,800(D代 ¥600別)
イープラス ローチケ チケットぴあ
オフィシャル・サイト:https://shimokita769.com/