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INTERVIEW

Japanese

マカロニえんぴつ×ハートアップ×@FM"ROCK YOU!"

2019年10月号掲載

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マカロニえんぴつ:はっとり(Vo/Gt) 高野 賢也(Ba/Cho) 田辺 由明(Gt/Cho) 長谷川 大喜(Key/Cho)
DJ:Nozomi(@FM"ROCK YOU!"パーソナリティ)
Photo by まっすー

親父が好きなことをできる環境を見つけてくれた


Nozomi:なるほど~。はい、というわけでみなさん音大出身なんですけど、高校までは別にそんな音楽に特化した学校じゃないよね?

はっとり:そうですね、普通の(学校)。

Nozomi:音大に入ろうと思った決め手とかってあります? 普通の大学でもいいし、軽音楽部とかあるじゃん?

はっとり:俺は正直フリーターになろうとしてましたね。

Nozomi:えー!?

はっとり:高校のときにバンドにどっぷりハマって、高校時代にオリジナル楽曲をやるバンドを地元で結成して。山梨出身なんですが、もうブイブイ言わせていたわけですよ。

Nozomi:おー!

はっとり:で、もう"これで俺はプロになれるぜ!"くらいにね、浮かれていたわけですね。このままバンドだけやってればいいかなって思ってたんですよ。勉強があまりできなかったんでね。でも親がね、"このご時世、大学くらいは行っときなさいよ"ということで。

Nozomi:あー、言うよね(笑)。

はっとり:音大を親父が見つけてきてくれたんですよ。"こんなとこあるぞ"って。

Nozomi:音大を?

はっとり:その"ロック&ポップスコース"というのがある、世界でも稀にみる音大があるぞということで。"行け行け"と。なかなかいなくないですか?

Nozomi:お父さんすごいですね!

はっとり:親父が結構音楽に関して寛容だったというか、自分もバンドマンだったんで。"ここだったら好きなことをやって大学卒業の肩書もついて、おいしいことしかないぞ"みたいなことを言ってくれたから、"じゃあ行く"つって(笑)。

長谷川:でもいいよね、音楽もできて。

Nozomi:特殊ですね選び方が。

はっとり:そうですねぇ。好きなことできる環境を見つけてくれた。

高野:僕は吹奏楽部のレッスンで先生が来るんですね、いろんな音大の先生が。で、その先生に"ベース興味ある?"って言われて。"ベースでやっていきたい?"って言われて、"ちょっと興味あります"って言ったら学校案内の資料を貰ったんです。そこでもう、高校2年のときだったんですけど、ベース練習しようと、部活はやめて、家帰ってずっと練習してっていうのがあって。そのコースは学点とか筆記試験はそんなに難しくないって言われていて、ただ実技がすごい難しいと。僕2、3回くらい、AOだったんですけど落ちてしまって。

はっとり:落ちたんだ?

高野:落ちた、AOの実技のほうね。

はっとり:実技で落ちたんだ(笑)。

高野:実技重視だよあそこ(笑)。

はっとり:俺それ知ってたら誘ってなかったかも(笑)。

高野:まじで!?

一同:(笑)

Nozomi:ヤバい事実が発覚しました。落ちてたんだ(笑)。

田辺:知らんかった(笑)。

はっとり:こいつ(高野)ラジオとか取材で初めて明かすこと多いよね(笑)。

田辺:多いね(笑)。

はっとり:"そうなんだ!?"っていうのが。

Nozomi:あんま自分のこと喋らないんですか?

はっとり:喋らないよね。

高野:まぁ聞かれなければ......うん、喋んない。

Nozomi:そうかぁ。ちょっとレアな話が聞けましたね。はい、というわけでこのあたりで1曲お届けしたいと思いますので曲紹介お願いします。

はっとり:はい、リリースしたばっかりですね。ミニ・アルバム『season』というものをリリースしました。メンバー全員の楽曲が入ってる初めてのコンセプト・アルバムなんですが、その中からギターの早弁先生(田辺)が作った曲なので、早弁先生、曲紹介お願いします。

田辺:はい、2曲目に収録されています「恋のマジカルミステリー」聴いてください!

(※「恋のマジカルミステリー」)