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INTERVIEW

Japanese

グッドモーニングアメリカ

2017年09月号掲載

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Member:金廣 真悟(Vo/Gt) 渡邊 幸一(Gt/Cho) たなしん(Ba/Cho) ペギ(Dr/Cho)

Interviewer:荒金 良介

-グドモとしてもほかのフェスに出ることも多いと思いますが、フェスに対する見方も変わりました?

渡邊:去年からフェスのお客さん目線で、フードコートはどういうものがあるのかとか、出演者の楽屋の感じとか、参考にしてますね。特に印象に残ってるのはROTTENGRAFFTY主催の"ポルノ超特急"に出たときに、楽屋の看板が京都の灯籠っぽくなってて。気遣いというか、細かいところまでこだわってるなと。

ペギ:ハチテンに関しては、今のところ天狗しかないです!

一同:ははははは(笑)。

ペギ:稲葉さん(水戸ライトハウスの店長)のフェス"MITO GROOVIN'2016"に出たときに、見方がガラッと変わりましたね。稲葉さんがすごく強い気持ちでやっているのが伝わってきたし、やる側にもその意志が伝わってきたんです。

たなしん:どのフェスに出ても、自分たちのフェスの色を出そう、最大限に楽しんでもらおう、という気持ちでやってますからね。俺もお客さん目線で、動線を確かめたり、フェスメシをお金出して食べて、"あぁ、自分たちならこういうものがいいな、こうすれば特色が出せるかな"って考えるんです。去年はほんとに手探りだったけど、今年はアイディアも出したし、ハチテンならではの色を出していきたいなと。

-今言える範囲で、ハチテンの特色を言葉にすると?

たなしん:金廣も言ってたけど、都心から近いけど、田舎っぽい。そこはでかいと思います。あと、高尾山の麓なので、山っぽい空気感もあるし、不思議な場所ですよね(笑)。新宿から何分でしたっけ?

渡邊:たったの45分です! 改札出て0分ですから!

一同:ははははは(笑)。

たなしん:バンドとお客さんの距離も近いし、スピリチュアルな話になるけど、土地が持つエネルギーもあるのかなと。今年フジロックのレポートの仕事をしたんですけど、苗場の森の中でやるだけで、THE BACK HORNも同じ曲でも聴こえ方が違ったりしますからね。高尾山の麓は去年やって、本当にいい場所だなと思いました。

-ちなみに今年のハチテンは昨年と比べて、明らかに違うポイントはあるんですか?

金廣:ステージが変わるんですよ。去年は1階が白狐、2階が天狗ステージになってたんですけど、その白狐ステージがもう少し大きくなって、2階になるんです。行き来しにくい部分もあっただろうけど、ステージが真正面に位置するようになって、タイムテーブルにも被りがないので、楽に観ることができるという。明らかに違うのはステージですね。

たなしん:あと、入場規制という面においても、みんなが観れる環境になると思います。

金廣:うん、同じ大きさのステージがふたつそろうので、全バンド楽しむことも可能です。

-体力に自信がある人は全バンド堪能できると?

金廣:そうっすね、ご飯を食べずに頑張ってもらえるなら(笑)。

-では、最後に今年はどんなフェスにしたいと思ってます?

金廣:前回との違いは、1回目じゃないということが大きくて。去年わからなかったことを、より細かく把握できたし。出演するバンドマン、お客さんを盛り上げて、八王子全体を巻き込んでいけたらいいなと。それで"また来年も行きたい!"と思えるフェスにしたいですね。そういうメンツが集まったと思うので、楽しみです。