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誰に、なんのために、この音楽を届けるのか。それが明確に浮かびあがる作品だ。八王子発のギター・ロック・バンド POETASTERが、ふたり体制で初めて完成させた1st EP。これまで恋愛の歌が多かった高橋大樹(Vo/Gt)のソングライティングが一転、君を泣かせる奴は許さない、とストレートに歌う「君に話があるんだ」に代表されるように、聴き手の人生に寄り添う全5曲が収録されている。バラエティ豊かな作風となった前作に比べると、シンプルにまとめ上げた今作は、歌と言葉が鋭く心に突き刺さる。彼らが届けるべき"誰に"とはリスナーであり、"なんのために"とはその人生を肯定してあげるために、だ。まさに"The Gift of Sound=音楽の贈り物"というタイトルがぴったりな、強くて優しい1枚。(秦 理絵)
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今、こういう音楽を求めていた。オリジナル・メンバーの脱退を乗り越え、新メンバーを迎えたPOETASTER。彼らはこのニュー・ミニ・アルバムで、逆境を追い風に変えるという自信と、吹っ切れた強さを手に入れている。パワフルなクラップが響く1曲目「DANCE DANCE DANCE」の"いつか その傷に意味があること"、"僕が わからせてやる"という言葉、全身全霊のコーラスからその気概が滲み出ていて沁みる。情報が多すぎる現代を一緒に進む術を、説得力をもって高らかに歌い上げる表題曲「イマジネーションワールド」もいい。そんな自分たちの決意や信念と、音楽を聴いてくれる"君"のことだけを想った全7曲。音像も言葉も、ストレートだからこそ飛びっきりグッとくる。それが今一番味わえる1枚だ。(稲垣 遥)
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八王子発の4人組日本語ロック・バンド POETASTERが、前作からおよそ7ヶ月で発表する全曲ラヴ・ソングのミニ・アルバム。オープニングの「キャラバンに乗って」は明るく軽快なサウンドだが、ファンタジーなワードと現実味溢れる描写との対比が共感と切なさを生む。続く「デイジー」はわがままだけどなんだか憎めない女の子が主人公のアッパー・チューンで、サビに向けてぐっと熱量を増す、ライヴでも映えそうな1曲だ。「あなたのことばかり」では、忘れたいけど忘れられない人への想いをひたすらに綴った歌詞が痛いほど胸に沁みる。彼氏目線だったり彼女目線だったり、はたまた失恋ソングだったり妄想の歌だったりと、カラーが異なる全6曲。今のあなたに寄り添ってくれる曲がきっと見つかるはず。(大木 優美)
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グッドモーニングアメリカ、NECOKICKSを擁するFIVE RAT RECORDSから初の全国流通盤を放つニューカマー、POETASTER。"生"を"声"に換えて"声命力"――それだけで、彼らがいかに声に想いを託して歌にしているかがわかるだろう。"詩人"を名乗るだけのことはある、ドラマ性が高く情景的な歌詞と、そこに込められたメッセージを運ぶ熱を帯びた歌声は相乗効果で強い武器に。"所詮"とか"どうせ"とか、若者がこぼしがちなネガティヴなワードをフックにしつつ、そこから光の当たる方へ引っ張っていくパワーは計り知れない。そして、ライヴ感のある熱いバンド・アンサンブルから始まる曲が多いあたり、さすがはライヴハウス・シーンが色褪せない八王子育ちのバンドだ。メロディックなギター・フレーズも、彼らのカラーを強く印象づける。(松井 恵梨菜)