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INTERVIEW

Japanese

chocol8 syndrome

2017年05月号掲載

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Member:しゃおん(Vo) ケンコモブチ(Key/Cho) しま(Ba) 奏(Dr)

Interviewer:蜂須賀 ちなみ

-3曲目の「DOKKOI SHOT!!」はかなりぶっ飛んでますけど(笑)。

しゃおん:偏差値を思いっきり下げました(笑)。考えさせられる曲ばっかりじゃ疲れちゃうから、こういう曲も必要!

ケン:この曲は作詞も作曲も僕なんですけど、これは今までのちょこはち色もありつつ、"何じゃこりゃ!?"っていう音源を作りたくて。最初は"インパクトのある曲を作ろう"ぐらいの感じだったんですけど、結構それにとらわれちゃって、もういろいろなものを詰め込んじゃいましたね(笑)。

しゃおん:あのきれいな感じのジャケ写でこの3曲目だったらビックリするよね(笑)。

奏:たしかに。でも僕らのひとつの強みとして"ライヴが楽しい"というのがあるので、楽しいライヴをするために欠かせない曲かなと。最近はライヴ中にザ・ドリフターズのひげダンスをやりながらマシュマロを口でキャッチしたりとかしてて――

-どういう状況なのかまったく想像できないんですけど(笑)。

奏:(笑)今日もこのあと東急ハンズでマジック用品を買って帰る予定なんですけど、そういう部分がないと、この3曲目がないとchocol8 syndromeじゃないなっていうのはありますね。

-なるほど。今後の予定としては大きなライヴがふたつ発表されていますね。まずは今回のEPを引っ提げたツアーが5月6日から始まります。

しゃおん:ちょこはち史上最大規模のツアーなので、さらなる出会いがあればいいなと思ってますね。

奏:全国流通するたびにツアーをしてるんですけど、しまちゃんは今回初めての参加なんです。

しゃおん:だから(CDショップへの)挨拶回りとかしたことないよね?

しま:したことなかったね。ヤバ、アーティストじゃん。普通にTwitter見ながら"お、KEYTALKじゃん"、"KANA-BOONじゃん"とかやってたのに、あっち側に自分がいくことになるのか......ヤバ!

奏:大学生気分は早く抜けてほしいんだけど(笑)。

しま:いや、そんなつもりはないよ! ツアーに関しては、俺はもうさっき"地方に女をつくる"っていう目標を掲げてしまったので(※動画メッセージ参照)、みんなとはTwitterの動かし方が変わってくるかなぁと(笑)。

しゃおん:そしたらもう1回脱退してもらわないと困る(笑)。

-(笑)そして10月11日には渋谷WWWでワンマン・ライヴを行うそうですが、これはズバリ挑戦ですよね。

しゃおん:はい、かなり背伸びしてます。

奏:やっぱり自分らは自分らの曲がいいと思って活動してるけど、やっぱりそれって自分らの中で思ってることにすぎないじゃないですか。評価をしてくれるのはやっぱりお客さんだし、僕らのことを"いい"って言ってくれるお客さんが少しでも多くなっていかないと、僕らの中で"楽しいね"と言ってるだけで終わってしまうから、なるべく多くの人に聴いてほしい、好きになってほしいっていうのがあって。それでワンマン・ライヴを毎年やってて、物差しにしてるようなところがあるんですけど、2年前も去年も200~250人ぐらいのライヴハウスをいっぱいにして終わってるので、"今年も同じじゃダメだよね"、"もう一歩上に行きたいよね"と。

-どういう経緯があってこのタイミングで挑戦することになったんですか?

しゃおん:もともと"3年で芽が出なかったらいったん考えよう"っていうふうに決めてたんですよ。バンドってダラダラやろうと思ったら何十年でもできるんですけど、それじゃあ意味がないから。

奏:本気の度合いややり方は人によって違うと思うんですけど、僕らの場合は生活のすべてを賭けてやってるので、そんなに長い間はできないなっていうところで"3年以内に売れるように頑張ろう"っていう目標を掲げて始まったんですよ。それで今年が現体制になってから3年目という節目の年で。

-ということは、その日に向けた勝負の年が2017年ということで。

しゃおん:そうですね。

ケン:でも、演る側ではあるんですけど、僕も楽しみにしてます。この3年間で一番楽しいライヴにしたいなと。

奏:まぁ、その日が最後にならないように頑張りたいよね......。

しゃおん:暗い言い方しないでよー! でもパンパンじゃないと嫌だよね。いろいろなものに目をつむって"成功だね"とは言いたくない。

奏:そうだね。気持ちよく成功させて、また次のステージに行きたいと思ってます。