DISC REVIEW
Japanese
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Grand chocol8(ex-chocol8 syndrome)
ティーンガールの憂鬱
"楽しい"以外の感情を求め始めた前作『エウロパ』での変化がファンに受け入れられたことが自信に繋がったのか、その方向性での表現をよりいっそう深めている印象。Track.1「ティーンガールの憂鬱」、Track.2「ピーターパンシンドローム」などしゃおん(Vo)の心情を歌う曲はよりストレートになり、Track.3「DOKKOI SHOT!!」のようなパーティー・チューンは自由極まりない仕上がりとなった。その結果、喜び/苛立ち、野心/不安、理想/現実、コミュニティ/孤独などいくつもの"二面性"を浮かび上がらせる構造に。"おしゃかわロック"を掲げる彼らにとって、それはもともとあったテーマとも言えるが、進化を求める先で原点に返ってきている感じがとても面白い。
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- 2025.01.18
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