Overseas
PRIMAL SCREAM
2013年05月号掲載
Member:Bobby Gillespie (Vo)
Interviewer:Yuko Takano
-5年ぶりの新作ですが、新曲はいかにして生まれたのですか?曲を常に書いていてその中から新作として集めるのですか?それともアルバム用に書くと決めて新たに書く?
前者かな。自分たちのスタジオをロンドンに持っているの暇を見つけては、僕とAndrew( Innes)は曲を書いているんだ。新作を制作するにあたり、David Holmesにベルファストまで会いに行ったんだ。彼がこのアルバムの始まりを挑発したんだよ。彼は僕らが曲が書きたくなるような気持ちにさせてくれたんだ。挑発という言葉がまさに適切な表現だな。いろいろなレコードを聴かせてもらって、その僕らの反応をDavidは窺ったんだ。それがきっかけでこのアルバムに入っている曲が出てきた。最初は勿論はっきりした曲にはなってなくて、漠然とした音楽的な案というのかな、そんな感じだったけれどね。歌詞もメロディーもはっきりしてなくて、ただサウンドがぼんやりとあるだけというか……。
-David Holmesが具体的にしたことをもっと詳しく教えてもらえますか?ベルファストでいったい何が起こったの?
彼は僕らがよりフリーによりサイケデリックに、新しいことを試すように励ましてくれたのさ。“Bobby、以前書いたような曲のような曲は書かないで、今度はもっと違ったことをやれ”って、クールな、聴いたこともないような珍しいレコードをかけてくれたんだ。サントラとか図書館でみつけたような音楽だよ。その雰囲気が僕らを触発したんだ。
-Andrewとあなたは2人で常に新しいことを試そうとしてきたわけですが、2人だとやっぱり行き詰まりは避けられない?
そうだね。だから僕らが尊敬する誰かから、何か刺激をもらいたいと思ったんだ。Holmesならきっとそうしてくれるって、感じたんだ。実際そうだったよ。グレイトなプロデューサーで、選択は大当たりだったよ。ぴったり、本能に従って彼を選んだのは良かった。
-Maniが最近脱退したけれど、それからの影響は?
Maniは曲作りには参加したことがなかったから影響はないよ。曲作りはずっと僕とAndrewがやってきたから、これまでも曲作りにおいては彼の存在はなかった。問題はライヴだったんだ。彼が抜けた後、MY BLOODY VALENTINEのDebbie Googeが参加して、最近はSimone Butlerが参加している。また新作のアルバムのレコーディングではLAのセッション・ベーシストが参加しているんだ。
-今回ミニマル・ミュージック、アコースティックな楽器、サックスなどが入った、創造的な音づくりで曲も長くて聴きごたえのある曲が良いですね。ソングライティングにおける変化は? これまでとの違いは?
違いはないけれど、ソングライティングが向上したと思うんだ。
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