DISC REVIEW
Japanese
2019年12月号掲載
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BOYS END SWING GIRL
STAND ALONE
ライヴ・バトル優勝と今年6月のメジャー・デビューも大いに頷けるポップな魅力を持った4人組による半年ぶりのリリースとなるミニ・アルバム。J-POPと互角に戦えるポップ・ソングを、UKロックの影響を思わせるバンド・サウンドとともに聴かせる全6曲。ライヴハウス育ちならではの熱量をしっかりと込めながら、あくまでも爽やかというところが彼らならではだと思うが、より大きなステージで鳴らすことを意識したと思しきリード曲の「ラックマン」をはじめ、バラードからダンサブルなものまで、曲ごとに趣向を凝らした幅広いアレンジと演奏が物語るのは、確かなテクニックに裏打ちされた実力派の顔。理想の自分を求める葛藤を歌った歌詞も含め、単にポップのひと言では語りきれない魅力が凝縮されている。
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