DISC REVIEW
Japanese
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ギャーギャーズ
elevatormusic
結成時はこねくり回した難解な曲を作っていたそうだが、心機一転このミニ・アルバムでは新たなフェーズに突入している。楽曲は蛭田マサヤ(Vo/Gt)のキャッチーな歌メロを主軸に、3分前後にコンパクトにまとめられ、シンプルにしてひと癖あるサウンドは妙に耳に引っ掛かる。ロック、パンク、ニュー・ウェーヴなど多彩な曲調が揃っているけれど、匂い立つような人間味と口ずさみやすいポップなメロディがどの曲にも息づいているので、散らかった印象も皆無。ノリのいいアッパー・チューンからしっとり聴かせるバラード風の曲調まで、ギャーギャーズを形成するメンバーの泥臭い人柄がきっちりと刻印されている。どこかにいそうでどこにもいない強烈なオリジナリティが、全6曲にびっしりと張り巡らされている。
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