DISC REVIEW
  
Overseas
2017年02月号掲載
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    THE FLAMING LIPSOczy Mlody2014年のフジロックが特に新作のないタイミングで過去の名曲オンパレードだったので、もう落ち着いてしまうのか? と思った矢先に新鮮な音像が届いた。トレンドに合わせたわけじゃないだろうが、ドラムもギターもうっすらリップス流のミニマルで、でも十八番のメランコリックでノスタルジックなサイケデリアが多幸感とも違う穏やかな心地に誘う。なんでもタイトルはポーランド語で、意味は"若き人の目"とのこと。Wayne Coyne(Gt/Vo)は"オクシィ・ムロディ"という発音に麻薬的なものを感じてつけたらしいが、まさに悪影響のないドラッギー・サウンド、半覚醒状態で聴くと最高に気持ちいいトータル・アルバムだ。一概にエレクトロと言えない手作り感、切なくてキュートで思わず泣けてくるTrack.4のようなメロディは彼らにしか作れないだろう。 
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