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Japanese
女性ヴォーカルを擁する愛知県岡崎市発の4ピース・バンド、九十九(読み:つくも)の最新作。マイナー調の歌謡ロックというバンドの特色が色濃く出ている一方、例えば、牧 孝奎(Gt)が初めて作詞に挑戦していることや、「オセロ」での引き算のアンサンブルや中盤でのギターの重ね方、レベッカの名曲「フレンズ」のカバーなど、至るところに新しい要素が。フィジカルでのリリースは全国デビュー作以来1年3ヶ月ぶりだが、バンドが新しく生まれ変わるためには、その期間が必要だったのかもしれない。ひと際明るい響きをした「Delight」を冒頭に配置したのは、おそらく彼ら自身が前を向いているのだということを示すためだろう。"カーテンコール"と言いつつも、お行儀良く収まりはしないラストも痛快だ。
紅一点ヴォーカリスト擁する愛知県岡崎市出身の4ピースが6曲入りミニ・アルバムで全国デビュー。結成当初からある代表曲Track.1を筆頭に、昭和歌謡的メロディと衝動性と爆発力を持つロック・サウンドを掛け合わせた音楽性が特徴的で、9mm Parabellum Bulletの系譜も感じさせる。ヴォーカルとギターが堂々とした力強さと圧倒的な自信で存在感を放つ一方、リズム隊が曲の緩急や哀愁などの感傷性を巧みに操っているところも特徴的だ。どの曲でも隙を見せず、強い女性であろうとするまめ子のヴォーカル・ワークに、自分自身の姿を重ねる女性も多いのではないだろうか。ミディアム・テンポのTrack.4や、80年代の歌謡テイストを彼らなりに料理したTrack.6などの変化球も含む意欲作。
この4人で演奏してることが九十九である理由であり、意味でもある
個人個人が"これは最高の音だ"と思えるものを作るようにしている
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