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Japanese
センセーショナルなシーンへの登場から2年半。神様、僕は気づいてしまったが満を持して完成させた1stフル・アルバム『20XX』。アグレッシヴなロック・サウンドに乗せて、孤独からの救済を求めるような刹那的な楽曲の世界観はそのままに、和泉りゅーしん(Ba)が手掛けた「沈黙」、どこのだれか(Vo/Gt)による「破滅のオレンジ」など、メイン・ソングライター 東野へいと(Gt)以外のメンバーも作詞作曲に参加したことで、芳醇なサウンド・アプローチへと踏み込んだ全13曲が収録された。辣腕のプレイヤーによる確かな演奏力と音楽センス、ヴォーカル どこのだれかの圧倒的な表現力が全開放された渾身のロック・アルバムは、正義を振りかざして優しさを失った人間の愚かさに静かに問い掛ける。
フィジカル盤としては、昨年7月にリリースした1stミニ・アルバム『神様、僕は気づいてしまった』以来およそ1年ぶりとなるニュー・シングル。映画"オズランド 笑顔の魔法おしえます。"の挿入歌として、東野へいと(Gt)が作詞作曲をした「ストレイシープ」と、どこのだれか(Vo/Gt)が作詞作曲をした「匿名」が収録される。どちらも"自分の居場所を探す"という映画のテーマにリンクしながらも、田舎の遊園地を復興するというヒューマン・ドラマの世界観に似合うサウンドを目指したことによって、神僕の新たな魅力を引き出した。和泉りゅーしん(Ba)と東野が作曲を手掛けたポスト・ロック的な新機軸「52Hz」も収録するなど、全編に新たな挑戦を盛り込み、バンドの可能性を押し広げた充実の1枚。
"全曲リード曲のよう"という言葉はこのアルバムのためにあるのでは、と思うほど、どの楽曲も常に120パーセントのパワーで襲い掛かる。デビュー・シングル『CQCQ』がTVドラマ主題歌に抜擢されたことをきっかけにさらに注目を集める4人組が7曲入りのミニ・アルバムをリリース。金属音的なギターが破壊力満載の疾走感のあるギター・ロックだけでなく、歌謡ジャズ・ロック、フォーク・ソング的なミディアム・ナンバー、メタル・テイストのドラムがアクセントになった楽曲など、バンドの許容の広さを見せつける作品になった。彼らのサウンドのなかで特筆すべき点は、メロディアスなベース・ラインとそれ以外が作るアグレッシヴなサウンドによるコントラスト。葛藤と繊細さがない交ぜになった人間の心の中をそのまま音にしたようだ。
昨年11月にYouTubeにアップされた1st MV「だから僕は不幸に縋っていました」が大きな話題になったことに始まり、今作の表題曲「CQCQ」がTBS系 火曜ドラマ"あなたのことはそれほど"の主題歌になったことで爆発的に知名度を上げている4人組ロック・バンド、"神様、僕は気づいてしまった"の1stシングル。ヴォーカル"どこのだれか"のハイトーン・ヴォーカルが紡ぐキャッチーなメロディと、一聴して高いスキルを持った音楽集団であることがわかるハイクオリティ且つエネルギッシュな楽曲からは、このバンドが2017年下半期の音楽シーンにおいて台風の目になりそうな予感がした。曲名、バンド名からもわかるとおり、社会で生きる私たちのネガティヴな感情と向き合った歌詞は、救いようのない絶望を描きだすことで、不思議と誰かを救うパワーを秘めている。
"僕たちがやるべき音楽はエンターテイメントだと思ってる" 孤独を抱えて迷走する現代社会へと放つ渾身のロック・アルバム完成
"今作にはいろいろ迷ってきた「今」みたいなものが出ている"――待望の新作『ストレイシープ/匿名』に滲む、神僕の葛藤の道のり
果たして彼らは策士なのか、偶然の産物なのか? 独自の音楽センスでシーンに立つ異端児バンドの先輩後輩座談会!
自分たちが楽しくないと、感動できないと嫌なんです
TBS系 火曜ドラマ"あなたのことはそれほど"主題歌を手掛ける謎の音楽集団が描く救われない歌が誰かの心を晴れやかにするとき
2019.06.04 @Zepp Tokyo
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