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Japanese
プログレッシヴなスクリーモ・サウンドと歌詞、メロディにおける和の情緒の融合がすでに、自ら掲げる"激情系「帰りたくなる」哀愁ロック"というキャッチフレーズに全然負けていない個性をアピールしている新潟の5人組、"ゴゼヨ"こと午前四時、朝焼けにツキ。3枚目のミニ・アルバムは、"ゴゼヨ"サウンドが音色、リズムの広がりとともにさらにユニークなものになったことを物語っている。ラテン・テイスト、ラップに近い早口のヴォーカル、ダンス・ビートを導入したTrack.3がバンドの新境地を遊び心とともにエキセントリックに印象づける一方で、Track.5のアンビエントな広がりはバンドのスケールアップをダイナミックに描き出している。意識の変化も含め、この作品が大きな転機になることは間違いなさそうだ。今後、バンドに訪れるであろう飛躍に期待したい。
"激情系「帰りたくなる」哀愁ロック"を掲げる新潟の5人組、通称"ゴゼヨ"の新作を聴き、忘れかけていたスクリーモ熱が再燃!もちろん、プログレッシヴな展開、シアトリカルな演出を交えながら、ポスト・スクリーモの延長線上でユニークさをアピールする彼らの音楽を、スクリーモのひと言で語れるとは思っていないが、クリーン・ヴォーカルとスクリームのスリリングな交錯のみならず、僕がスクリーモに求めるすべてがここには詰まっている。スクリーモというスタイルがそもそも無限の可能性を秘めたものであったことを久々に思い出すことができた。スクリーモ視点から語りすぎてしまったが、彼らの大きな魅力である和風のメロディやユーモア・センスを考えると、ゴゼヨの間口がかなり広いことは言うまでもない。
新潟を拠点に活動する4ピース・ロック・バンドのデビュー盤である1stミニ・アルバム。疾走感溢れるサウンドは、柔らかなハイトーンの中元秀哉(Gt / Vo)と、スクリームとポエトリー・リーディングを混在させたような小林亮輔(Ba/Vo)の声のコントラストを鮮明に浮かび上がらせる。綺麗事だけではやりきれない人間の心の中のせめぎあいを体現するようなその音を聴いていると、襟ぐり掴まれて引き寄せられた挙げ句、爪たてられて胸を抉られたみたいな感覚に。"激情系「帰りたくなる」哀愁ロック"と謳っているが、故郷の地ではなく、感情の初期衝動を思い出させてくれるような、つまり心を原点に帰してくれるような音楽だと感じた。まだ22歳だという彼らの今後が楽しみだ。
全国をツアーしながら作り上げた新作が予感させる"ゴゼヨ"の飛躍
"激情系「帰りたくなる」哀愁ロック"を掲げる新潟の5人組が新ラインナップで新作をリリース
2016.06.16 @下北沢LIVEHOLIC
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