DISC REVIEW
Japanese
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午前四時、朝焼けにツキ
飴玉泣イタ
プログレッシヴなスクリーモ・サウンドと歌詞、メロディにおける和の情緒の融合がすでに、自ら掲げる"激情系「帰りたくなる」哀愁ロック"というキャッチフレーズに全然負けていない個性をアピールしている新潟の5人組、"ゴゼヨ"こと午前四時、朝焼けにツキ。3枚目のミニ・アルバムは、"ゴゼヨ"サウンドが音色、リズムの広がりとともにさらにユニークなものになったことを物語っている。ラテン・テイスト、ラップに近い早口のヴォーカル、ダンス・ビートを導入したTrack.3がバンドの新境地を遊び心とともにエキセントリックに印象づける一方で、Track.5のアンビエントな広がりはバンドのスケールアップをダイナミックに描き出している。意識の変化も含め、この作品が大きな転機になることは間違いなさそうだ。今後、バンドに訪れるであろう飛躍に期待したい。
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- 2025.01.19
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