"雪山から彗星のごとく人里に現れたバンド"という設定は正直謎だが、本作に今現在のYetiの意志が満ちていることに間違いはない。転がり続ける四面体をバンドの姿に喩えた「xi-sai-」を始め、"伝えたいの"、"叶えたいの"と祈りを繰り返すように歌う「high light」、ブリキのおもちゃの物語を描いた「doc」など、曲のカラーはそれぞれ異なるが、どれも"光"という名の希望へと手を伸ばす人間の姿を描いている。バンドの内側にポジティヴな空気が流れているからこそ、このような曲たちが揃ったのだろう。結成から約4年間、決して平坦ではなかった歩みを経た現在。"これからも光に向かって進むんだ"という想いと聴き手を共に連れて行く決意を託した5枚目のミニ・アルバムだ。