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Japanese
新メンバー加入とパート・チェンジを経て、現体制初の全国流通作品。前作との大きな違いは、シンセサイザーやアコースティック・ギターなどを取り入れたカラフルなサウンド。自分たちの好奇心に向き合う素直な気持ちこそが彼らの魅力のひとつだろう。とはいえその変化も、音楽の文字通り、"音で楽しむ"というバンドの核と地続きの変といえよう。結成時に掲げた"へたくそでキラキラした音楽をやろう!"という合言葉は、本作でも真ん中に在り続けている。しかし、いや、だからこそ、これからもっと歳月と経験を重ねた先でどんな音を鳴らしていくのか気になるもの。歪だがキラキラした、儚くも甘酸っぱい、全15分間のポップ・ソング集。このバランスは"今"でしかありえないはず。
2011年3月に始動した札幌発男女混合3ピース・バンドが、昨年9月に発表した自主制作プレス盤に2曲を加え全国リリース。音の隙間を活かしたアレンジとローファイなサウンドは、それだけ聴くとCLOUD NOTHINGSやDIRTY PROJECTORSなどを彷彿させるUSのインディー・ロックである。だが本家USと明らかに違うのは日本語がメインの詞であるということ。まさかこの音がここまで日本語に合うとは、新たな発見である。何度もリフレインするくすっと笑ってしまうようなちょっぴりずれたユニークな詞を、ユルめでファニーな3人のコーラス・ワークや掛け合いがポップに彩っている。キャッチーながらも時折鋭さを覗かせるギターの音色も良いアクセントだ。全曲通して肩の力を抜いて楽しめる。
サウンド面はよりカラフルに、バンドの軸は変わらず
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