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Japanese
フロントマンの三輪和也(唄/六弦)が"徹底的に媚びずぶれず、まっすぐに自分がかっこいいと思うことを、自分たちに嘘をつかずにやりきった"と語るとおり、彼らの2ndフル・アルバムはエネルギッシュでありながら自然体の作品に仕上がった。メンバー4人で作るアンサンブルの空気感やグルーヴもより濃密に。ロック・ナンバーから彼ら流のダンス・ナンバー、歌謡ジャズ、バラード、ロジックのように構築された楽曲、そしてストレートでエモーショナルなものまで、多彩な楽曲群はどれも鋭さとポップ・センスを兼ね備え、少年性と艶を併せ持つ三輪の歌声も鮮やかに響く。特にTrack.1「兆シ」の晴れやかさと、最後を飾る「DUNE」の壮大な包容力は新機軸。過去の集大成的作品であり、詞、音共により自由になった飛躍作と言っていい。
2014年に"RO69 JACK"優勝、2015年に初の全国流通盤『無知』をリリースした岐阜出身4ピースの1stフル・アルバム。『無知』が妖艶でクールな空気にダンスの要素やキャッチーさを加えた、バンドの個性をきれいに整えた名刺代わりの作品なら、今作はその基礎体力を持ったまま音楽に体当たりする感情的な作品だ。バンド名、日本語の響きを重んじた歌詞などを見ると和のイメージが強いかもしれないが、音の礎はブルースやロックンロール。時代も洋楽邦楽も関係なく巻き込んだ音楽性と存在感のある歌は、老若男女幅広い層に響きそうだ。映画に出てくる謎めいた主人公に翻弄されるような感覚を味わえる前作も趣があるが、より体温が伝わる今作には前作にない情熱や高揚がある。様々な色合いを持つ濃密な浪漫に身を任せてみては。
ニヤリと妖艶に笑った顔が浮かび上がる。岐阜出身の4人組バンド、鳴ル銅鑼の1stミニ・アルバム『無知』はそれぐらい自信を持ってリリースされるはずだ。マスタリングには、前作EP『電波』でもタッグを組んだPEACE MUSICの中村宗一郎を起用。前作に比べてまとまり良く、整理された印象のある今作は音の輪郭がはっきりとしていて完成度の高さが窺える。キレのあるビートやベースのうねり、ギターの音色が意思を持って鳴っているようだ。もちろん三輪和也(Vo/Gt)の艶っぽい歌声も健在。それどころかどんどん魅力を増している。"映画ぐらい特別な世界観のあるバンドでありたい"とメンバー自身が語るように、鳴ル銅鑼ならではの独特な妖しい世界へあっという間に引きずり込まれていく。
岐阜を拠点として活動している4ピース・ロック・バンド、鳴ル銅鑼(ナルドラ)が新作をiTunes限定でリリースする。彼らはRO69JACK 2014入賞という実力を持ち、今作はピース・ミュージックの中村宗一郎がマスタリングを手掛けたとのこと。疾走感溢れるグルーヴィーなロック・ナンバーに、ジャズや"和"の要素を取り入れたサウンドは、鳴ル銅鑼の個性が爆発した聴き応えのある仕上がりだ。日本語の響きにこだわりを持つという三輪和也(Vo/Gt)の艶のある歌声には思わず身震いしてしまうほどの魅力が詰まっている。その妖艶さは「御祭騒ぎ」冒頭の"鳴ル銅鑼、開演"という彼の囁きを聴いてもらえばお分かりいただけるだろう。この今後どんな風に化けていくのか楽しみで仕方がない。
徹底的に媚びずぶれず、まっすぐに自分がかっこいいと思うことを、自分たちに嘘をつかずにやりきる
音楽で止まっていたくはない、芸術にしていきたい
2018.10.25 @下北沢LIVEHOLIC
2017.06.14 @下北沢LIVEHOLIC
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