関連アーティスト
MONICA URANGLASSRelated NEWS
MONICA URANGLASS (21)
- 2018.07.07
- VOLA & THE ORIENTAL MACHINE、MONICA URANGLASS、BALLOND'ORら出演、8/5にactwise10周年イベント開催決定。来場者全員に特製記念Tシャツも
MUSIC VIDEO
Related DISC REVIEW
-
ドラムレスの3人組が満を持して作り上げた3rdアルバム。前シングルに引き続き、セルフ・プロデュースを行ったことで、バンドのやりたいことが明確に形にできたのだろう。ロックの衝動性、ダンス・ミュージックの躍動感、エレクトロのキラキラ感、異国情緒漂うメロディ、人を食ったような歌詞などを総動員して、彼らにしか鳴らせない音を確立させている。しかもどの曲も口ずさめるメロやキャッチーなフックが仕掛けられているので、散漫な印象も与えない。それも作り手が心から音楽と戯れ、面白がっているからできることだ。様々なジャンルが横溢しているようで、無駄を削いだシンプルなフレーズの数々もポップ度に拍車をかけている。ジャンルの垣根やシーンの壁が少なくなりつつある今、有効に響く音源だと思う。(荒金 良介)
-
80年代のニュー・ウェーヴやダンス・ミュージックに感化されたサウンドがいくつも存在する中で、MONICA URANGLASSは異色の存在感を獲得している。一目で目を引く程に徹底された奇抜さ。バンドのアイコンである68 (Vo , Syn , Pro)を筆頭に、電子音をバンド・サウンドに落とし込んだ強烈な音を彼らは作り出す。1stアルバム『THE TEMPTATION X』時の「Jill United」などバンド・サウンドに後押しされた勢いのある楽曲と比べ、本作ではギラギラと意欲的なビートが目立つ。異端的な楽曲は全体としてストイックにまとめ上げられ、その中で一音一音がネオンのようにカラフルで、ヴィヴィッドで、ポップな粒として大きく跳ねる。グルグルと目まぐるしく展開するサウンドは円を描くようにリスナーを取り巻き、躍動的なグルーヴを生みだすのだ。懐古的でありながら斬新に変貌を遂げるサウンドはどこまで突き進むのか目が離せない。(山田 美央)
-
ロック×トランス「ロッカトランス」という言葉で自分達の音楽を表現して来たMONICA URANGLASSのニュー・シングルが登場。ハイテンション且つエネルギー溢れるライヴ・パフォーマンスで人気を集め、日本のインディーズ・シーンの中核になりつつある彼らの新曲は持ち前のキャッチーな魅力はそのままに、中近東風のメロディを取り入れるなど新たなチャレンジが伺える。タイトル・トラックである「Coreless, Blah! Blah! Blah!」は一つのリリックを繰り返す挑戦的なナンバー。『Coreless, Blah! Blah! Blah!』リリースと幸先の良い2010年のスタートを切った彼らには今年のロック・シーンをどんどんかき回していって欲しい。(遠藤 孝行)