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Japanese
01年1月、田村昭太(Vo/Gt/Key)を中心に結成。以来、彼のソロ・ユニットとバンド・スタイルを行ったり来たりしながら活動してきたblgtz(ビルゲイツ)が、前作から9年ぶりにリリースするCDは、4人の正式メンバーとレコーディングした全5曲を収録。ポエトリー・リーディングでいきなり意表を突く「Feature」以下、曲ごとに変化をつけながら、根底に80年代のUKニュー・ウェーヴを感じてしまうのは、筆者の世代ゆえか。「カタルシスは突然に」のポスト・パンクなサウンドは時代を意識しているのかしないのか。聴きながらあれこれと考えさせるようなところが心地いい。ラストを飾る「ファミレス天使」は本作中最も穏やかな曲だが、田村の奔放な歌の魅力が一番出ていると思う。
容赦無く耳を劈く、鋭く優しい音と言葉――。長い間沈黙を貫いていたblgtz/田村昭太がロック・シーンに還って来た。6年振りのフル・アルバムとなる今作は、彼が抱えている感情が洪水のように溢れ、尋常ではない気魄が襲い掛かる。緻密に入り組むソリッドなバンド・アンサンブルの上で響くのは、何度も繰り返される明瞭な日本語。おかしいことを“おかしい”と指摘する。そんな当たり前のことが行われなくなっている世の中や、自分への苦しみ、痛み、怒り、悲しみ、優しさ、希望。音楽を介し“目を覚ませ”と咆える彼の感情は、朝日のように強く、爽やかに我々を包む。今の世の中に欠けていて、必要な音が詰まった全10曲。心に空いていた穴に入り込む。こんな勇敢な音楽を、ずっと待ち焦がれていた。
blgtz完全復活! “感情”が咆える新作、堂々完成
2012.02.04 @原宿ASTRO HALL
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