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カラーボトルMUSIC VIDEO
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カラーボトルのフル・アルバムとしては1年半ぶりとなる新作。昨年自主レーベルからリリースされたミニ・アルバム『情熱のうた』をリリース後、インディーズ時代からのメンバーでありリーダーでもあった穐元タイチ(Ba)が脱退。今作が制作されるまでの過程は決して平坦ではなかっただろう。しかしどうだ、アルバムの1曲目、イントロからのリフが印象的な「SHOW」から、このアルバムは今の彼らを体現した熱に満ちた楽曲で溢れている。 "光照らすステージの主人公はあなただ"――音楽は常にバンドで完結するものでは無い。聴いて、感じ取ってくれるリスナーと完成させるものだ、という一貫した彼らの思いがこの言葉に詰まっている。自身のバンド名を題した今作。彼らの思いを、音を、ぜひ受け止めていただきたい。(伊藤 啓太)
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正直、カラーボトルがこんなにロックバンドだなんて意識したことがなかった。バラードの楽曲が秀逸、そんな印象を持っていたバンドだった。だが、このミニ・アルバムからあふれ出すアツい叫びはロック以外のなんと呼ぼうか。自分の心の声に正直に、リスナーにまっすぐにぶつかっている。かっこ悪い自分を認めたからこそ、がむしゃらに壁に立ち向かい、それがカッコいいと自らの姿を持ってして伝えてくれる。音楽を始めた頃のワクワクした気持ち、それを今、また改めて手にしたカラーボトルに怖いものなんかない。良く作られた音ではなく、この曲たちのように人の魂を揺さぶる音こそがいつの時代も世界を変えるのだろう。全身全霊を音に込めるその姿勢、まぎれもなくロック!!(花塚 寿美礼)