DISC REVIEW
Japanese
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カラーボトル
情熱のうた
正直、カラーボトルがこんなにロックバンドだなんて意識したことがなかった。バラードの楽曲が秀逸、そんな印象を持っていたバンドだった。だが、このミニ・アルバムからあふれ出すアツい叫びはロック以外のなんと呼ぼうか。自分の心の声に正直に、リスナーにまっすぐにぶつかっている。かっこ悪い自分を認めたからこそ、がむしゃらに壁に立ち向かい、それがカッコいいと自らの姿を持ってして伝えてくれる。音楽を始めた頃のワクワクした気持ち、それを今、また改めて手にしたカラーボトルに怖いものなんかない。良く作られた音ではなく、この曲たちのように人の魂を揺さぶる音こそがいつの時代も世界を変えるのだろう。全身全霊を音に込めるその姿勢、まぎれもなくロック!!
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