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Japanese
[the cabs tour 2025 "再生の風景"] 10月5日(日)大阪 BIGCAT OPEN 17:00 / START 18:00
“際(きわ)”はいい。“際”にはセンシティヴでナイーヴな“ぎりぎり”という美しさがある。ある物が、別のものへと生まれ変わる、まさにその一瞬。the cabsには“生まれる”と“消える”が結合する一瞬を鳴らしたような美しさがある。スピード感のある圧倒的なバンド・アンサンブル故に、脆さとスリルが共存するサウンドは “今にも崩れそうなバランス感”を漂わせ。流麗で美しい画を描きながらも悲しく退廃的な意味を孕んだ歌詞と、強く儚い首藤のヴォーカルは、僅かに痛々しい。情緒を乱さない俯瞰的な世界観も、均整の取れたものが壊れる瞬間や、無垢なものが傷を負う瞬間の刹那が生み出す、破壊的な美しさへと繋がっているのだろう。これは退廃の美学ではない。消失と再生の美学である。
残響records発、スリー・ピース・バンドの1stミニ・アルバムが到着。これぞ残響recordsといった激しさの中にギター・アルペジオが美しくメロディを紡ぎ、絶妙のズレがクセになるリズムに澄んだ歌声がのったときにエモーショナルが爆発して音となる。一見歪なようだか、ギリギリでバランスをとっているような切迫感があるサウンド。そして奥深い文学的な歌詞はどこか心にざわつきを残していく。“僕たちに明日はない”なんて歌っているけれど彼らは歌うことで希望を見出し、発信しているんだろう。最近は特に、わかりやすい表現っていうのはもう消滅してきているように思える。リスナーが謎を紐解いていく、そんな聴き方が求められているのではないか。そんなようなことを考えさせられた1枚。
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