DISC REVIEW
Japanese
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the cabs
一番はじめの出来事
残響records発、スリー・ピース・バンドの1stミニ・アルバムが到着。これぞ残響recordsといった激しさの中にギター・アルペジオが美しくメロディを紡ぎ、絶妙のズレがクセになるリズムに澄んだ歌声がのったときにエモーショナルが爆発して音となる。一見歪なようだか、ギリギリでバランスをとっているような切迫感があるサウンド。そして奥深い文学的な歌詞はどこか心にざわつきを残していく。“僕たちに明日はない”なんて歌っているけれど彼らは歌うことで希望を見出し、発信しているんだろう。最近は特に、わかりやすい表現っていうのはもう消滅してきているように思える。リスナーが謎を紐解いていく、そんな聴き方が求められているのではないか。そんなようなことを考えさせられた1枚。
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