JavaScript を有効にしてご利用下さい.
Japanese
"(sic)boy Angel!! TOUR 2024" 11月14日(木)仙台MACANA OPEN 18:30 / START 19:00
やりたい音楽はヒップホップなのかロックなのか。そんな問いを投げ掛けることはおそらく愚問だ。トラップ、オルタナティヴ・ロック、ハードコア、R&B。あらゆる音楽を垣根なく咀嚼する新世代ラッパー、(sic)boyの音楽は自由だ。"ジャンル東京"と称された衝撃のデビュー・アルバムから1年ぶりとなる今作は、"空虚"を意味するタイトルの通り、そのカオティックな世界観がさらに耽美且つ退廃的に拡張された。米国のエモ・ラップのパイオニア、LIL AARONやオルタナティヴ・ポップ・シンガー、PHEMといった海外アーティストと共に制作された楽曲に加え、AAAMYYY(Tempalay)やGottz(KANDYTOWN)、釈迦坊主らを客演に迎えた全10曲は、前作以上に彼が紡ぐメロディの美しさが際立つ。
ヒップホップとJ-ROCKを融合するトラックメーカー (sic)boyと、ヒップホップに根差しながら多ジャンルとのクロスオーバーを試みるプロデューサー KMが"ジャンル東京"をテーマに作り上げた1stアルバム。JUBEE(Creative Drug Store)、vividboooy、LEX、Only Uら、東京のヒップホップ・シーンの次世代を担うゲストを迎えた楽曲群が印象づけるのは、新たなミクスチャー・ロック・サウンドと彼らが求める魂の解放だ。その意味では、90年代以降のラウドロックとドープなヒップホップに加え、そのふたつを繋ぐゴスペルの要素も聴き逃せない。すでに書いたように彼らが求めているのは魂の救済ではなく、あくまでも解放。そこには彼らなりのアンチテーゼもあるようだ。
"エモ"とは便利な言葉ではなく、表現の可能性を広げてくれるもの (sic)boyが持つ多彩で豊かなセンスの源を探る
Show More
Skream! 2024年09月号
Laughing Hick ホリウチコウタの能ある君は僕を隠す
Lucky Kilimanjaro maotakiの"一食入魂"
Academic BANANA 齋藤知輝の"大切なことはすべてラブソングが教えてくれた。"
フィルフリーク ツカダユウキの“サブカル部!”
月蝕會議エンドウ.の"月蝕會議室24時"
"SPARK!!SOUND!!SHOW!! チヨの部屋"
GANG PARADE ユメノユアの"ROCK ON!#YuaPlaying"
挫・人間 下川リヲの“モノホンプレーヤーになれねえ”
THE BACK HORN 松田晋二の"宇宙のへその緒"
cinema staff 「萌えもemo」
フクザワさんによるあの曲のイメージイラスト