約3年8ヶ月ぶりにニュー・アルバムをリリース。"永遠"なんてないとわかっているからこそ願うようにそれを歌っていたのが当時だとしたら、限られた時間の中で相手とどう関わっていくかという点に想いを費やしているのが現在。そのくらい焦点は変わったが、それはおそらくバンドにとって苦しい季節もあったからなのだと思う。それでも聴き手の全感情を受け止めそれらをプラスに変換できることがこのバンドの強さであり、その根本にあるのはバンドがずっと守り続けてきた、いくら自分が傷ついても相手のことを信じたいという気持ちだ。1stミニ・アルバム収録曲「I LOVE IT」、「ユニオン」の再録版や、本拠地・横浜に捧ぐ歌「ヨコハマラプソディー」にも今だからこその意味が宿る。