"最後のアルバムとなる"と宣言した前作『Twilight Of The Innocents』のリリース以降も、"1年間、アルファベットの各文字のシングル曲を2週間毎に発表していく"という前代未聞の企画"A-Z Series"によりクリエイティビティを発揮したASH。8年ぶり、通算6枚目となる彼らのニュー・アルバムは、2分半足らずのパワー・ポップ「Cocoon」から始まり、ストリングスの音色が甘くも儚いアンセミックなナンバー「Moondust」、ダンサブルな四つ打ちビートを軸に展開される「Go! Fight! Win!」、90'sの懐かしさ漂う「Shutdown」やカレッジ・ロックな「Dispatch」など名曲揃い。多彩でありながらも、ひとつの作品としてまとまりがあり、アルバムというフォーマットの魅力を再認識できる1枚。