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Japanese
[24th→25th ANNIVERSARY TOUR "そして未来へ"] 12月3日(土)大阪 LIVE HOUSE バナナホール OPEN 17:15 / START 18:00
アルバムに先駆け、リリースしたシングル「Stealth」を始め、持ち前のアグレッシヴさが前作のときよりも戻ってきたとはいえ、そこはSHERBETS。サーフ風味もあるサイコビリー・ナンバーの「Crashed Sedan Drive」、ブルース・ロック調の「JAKE」などで熱狂を作り出しながらクールなニュー・ウェイヴ・ナンバーやサイケ・フォーク・ナンバーも織り交ぜ、圧倒的な世界観をアピール。リスナーをぶっ壊れたセダンで旅に連れ出すようなところはベンジーが言う通りだ。レゲエのリズムが利いている自伝的な「COWBOY」、愛の世界を信じる「A BABY」、「Practice Hand」に心を揺さぶられる一方で、幸福な風景を歌いながら緊張感を漂わせる「Kinshasa」、「Canberra Zombies Food Court」の2曲にシビれる。
12月12日の渋谷CLUB QUATTRO公演から発売開始される会場限定シングル。凍えるほどのクールネスとその中で熱を放つ緊張感に満ちた演奏はSHERBETSならでは。しかし、より具体的に目の前の世界に言及した表題曲を始め、3曲に共通する不穏な空気は、あえて美しいものだけを求め、それを愛した『きれいな血』からは感じられなかったものだ。これはたしかに"衝撃"かも。「Stealth」の歌の世界観をダイナミックに広げるシンセの音色やラップを思わせる早口のヴォーカルが新境地を印象づけ、『きれいな血』以降、また新しい風が吹き始めたことを思わせる。ダークなポスト・パンク/ニュー・ウェイヴ・サウンドの「Abbey」、ギターがサーフ・サウンドっぽいロックンロールの「Jackleen」もかっこいい。
3年ぶりに冬眠から覚めたSHERBETSが完成させたニュー・アルバム。それぞれに違う物語と曲調を持ちながら、どれもSHERBETSとしか言えない曲になっているが、浅井健一以外のメンバーがアイディアを提供した曲が加わったせいか、新しい風が吹き始めた印象もある。ともあれ、醜いものもあるこの世界で美しいものだけを集めたらこういう作品になるに違いない。鮮やかな筆致で描き出す幸せな風景や、この世界にまだ美しいものがあることを信じる想いに救われるリスナーは少なくないはず。ひんやりしているからこそ感じられるぬくもりにずっと浸っていたい。ヒップホップっぽいビートとレゲエのリズムが心地いいSHERBETS流の陽気なサーフ・ロック、Track.9「ワナフィー」がゴキゲンすぎる。
前作『FREE』から約1年ぶり、通算8枚目のニュー・アルバム。孤独な生き物を連想させる「STRIPE PANTHER」から、中毒性の高いサビを持ったフラジャイルな「Michelle」、架空の森に迷い込むようなファンタジーと、現実世界への危機感を二重写しにするような「Another World」の流れは白眉。また、初の福士久美子ヴォーカルによる「GREEN」の浮遊感、終盤の「Happy Birthday」での誰しもの生命の輝きへの優しい眼差し、「Moon Light River」の、多くを語らないけれど傷ついた同じ魂を持つ者への献花のような美しさ。音像のクールさと表現の奥にある温かさが高い次元で結合し、音楽のピュアネスとは何かを実現した傑作。
PONTIACSとしての活動や他アーティストのプロデュース等で活躍中の、ベンジーこと浅井健一率いるSHERBETS待望のフル・アルバム。前作『MAD DISCO』は緻密なサウンド構造が織り成す張り詰めた緊張感が印象的なクールな作品だったが、今作は一転、非常に自然体でリラックスした音が特徴的だ。淡々と丁寧に唱えられていく言葉は、優しい吐息のようなウェット感がある。それは、日常にちょっと不思議な魔法を掛ける呪文のようで、音の隙間も心地良い。オリジナル・フル・アルバムとしては7作目になるが、SHERBETSの表現の幅広さには毎度感服だ。この仲間と一緒ならばベンジーはどんな世界にでも行くことが出来るのではないだろうか。改めてSHERBETSというバンドの存在の大きさを確信した。
バンドとしてさらなる進化を遂げたことをアピールする熱いアルバムが完成
この4人でしか辿りつけない唯一無二の世界を目指して、SHERBETSが3年ぶりに復活
新しいことは絶対古くなるじゃん。古くなることなんてやってないんだよね
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