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Japanese
[TENDOUJI "EASY PUNK PARK on Smoke!!"] 1月22日(土)札幌 Bessie Hall OPEN 17:30 / START 18:00 w/ YOU SAID SOMETHING
中学の同級生4人がほぼ素人ながら20代後半に意気揚々と結成したバンド、TENDOUJIが勢いそのままに今年10周年を迎えた。プロデューサーも入れず4人だけで作り上げたという最新作は、節目を飾る気合の入ったセルフタイトル・アルバムでありながら、肩肘張らず純粋に音楽を楽しむ大人たちのラフなムードが漂う。結成当初から変わらない"仲間と楽しいことをしていたい"というマインドが生み出す、純度の高いTENDOUJIサウンドが存分に詰め込まれた。そんななか「Just Because」では"ベッドルーム・オルタナ・テイスト"という新たな一面も。ネクスト・フェーズへの期待も高まる。ぜひライヴハウスに"遊びに"行って、喜怒哀楽を昇華する陽気で自由な"EASY PUNK"に身をゆだね、この名盤とともに踊りたい。
モリタナオヒコ(Gt/Vo)が、映画"フットルース"に触発されて書いたという「Killing Heads」は、まさにアメリカのビッグなエンターテイメントにあるスケール感と、彼らのインディー・ロック魂が見事に融合。そしてモリタと双璧を成すフロントマン、アサノケンジ(Gt/Vo)作曲の「Something」は、伝統的なパワー・ポップの香り漂う、持ち前の甘いメロディ・センスがこれまで以上に輝く。この2曲に、初めて外部からプロデューサーとして片寄明人(GREAT3/Vo/Gt)を立てたことが、バンドを見事にネクスト・レベルに押し上げた。TENDOUJIのようなローファイ・サウンドの良し悪しは、"間"や"ニュアンス"で決まる。その空気みたいなものの中に含まれるポテンシャルを引き出す腕はさすがだ。
新メンバー加入とパート・チェンジを経て、現体制初の全国流通作品。前作との大きな違いは、シンセサイザーやアコースティック・ギターなどを取り入れたカラフルなサウンド。自分たちの好奇心に向き合う素直な気持ちこそが彼らの魅力のひとつだろう。とはいえその変化も、音楽の文字通り、"音で楽しむ"というバンドの核と地続きの変といえよう。結成時に掲げた"へたくそでキラキラした音楽をやろう!"という合言葉は、本作でも真ん中に在り続けている。しかし、いや、だからこそ、これからもっと歳月と経験を重ねた先でどんな音を鳴らしていくのか気になるもの。歪だがキラキラした、儚くも甘酸っぱい、全15分間のポップ・ソング集。このバランスは"今"でしかありえないはず。
2011年3月に始動した札幌発男女混合3ピース・バンドが、昨年9月に発表した自主制作プレス盤に2曲を加え全国リリース。音の隙間を活かしたアレンジとローファイなサウンドは、それだけ聴くとCLOUD NOTHINGSやDIRTY PROJECTORSなどを彷彿させるUSのインディー・ロックである。だが本家USと明らかに違うのは日本語がメインの詞であるということ。まさかこの音がここまで日本語に合うとは、新たな発見である。何度もリフレインするくすっと笑ってしまうようなちょっぴりずれたユニークな詞を、ユルめでファニーな3人のコーラス・ワークや掛け合いがポップに彩っている。キャッチーながらも時折鋭さを覗かせるギターの音色も良いアクセントだ。全曲通して肩の力を抜いて楽しめる。
インディー・シーンの雄。DIYを貫いてきたTENDOUJIが、初のプロデューサーを迎えたことで、劇的な進化を遂げた理由に迫る
サウンド面はよりカラフルに、バンドの軸は変わらず
2021.09.20 @USEN STUDIO COAST
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