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Japanese
"ハブ・ア・グッドナイトツアー2021" 6月17日(木)横浜 F.A.D open 16:15 / start 16:45 w/ MINAMIS / まなつ / KAKUNi
ポップ・パンクがもはや日本人にとってエバーグリーンな人間讃歌として定着したことを若きまなつに思い知らされる。それぐらいこの1stフル・アルバムで彼らはピュアにいい曲を詰め込んだ。奇しくもコロナ禍でいつもの季節が止まってしまったような無為な時間と再会を願う「僕たちの答え」、逆説的にロックンロールは死んでいないことを歌う「ヒーロー」、カオティックなガレージ・パンクの「月に叢雲、花に風」、照れもありつつ未来も変わらないツレでいようと歌う「20XX」、失ってしまった大きな存在を思わせる「拝啓」など、ジャンルも世代も超えた普遍性を獲得した楽曲が並ぶ。すでに配信リリースした「光芒」が、アルバム全体を引き締め、いろんなことを諦めざるを得なかった2020年のその先へ向かう勇気をもたらす。
3ヶ月連続配信リリースの3曲は各々異なるカラーがまなつの音楽的なレンジを体現。「あたたかくなった頃には」はミディアムのシャッフル・ナンバー。ふたりだけの世界を走っていくような映像が浮かび、表現がスウィート且つ切ない。「夜のこと。」は曲構成が主人公の心情と光景とシンクロした、失恋を描いた曲。静かなAメロから"君を連れ去っていった"電車が走り出すようなテンポ・アップや、アウトロも続いていくドラムがさらに映像を立体化する。新機軸を聴かせた2曲に続く4月リリースの「光芒」は、ザクザク刻まれるギター・カッティング、速いBPMがまなつらしい1曲だ。愛しい人やその人がいた街の景色と、移り変わる季節。その早さを受け入れて前進するようなニュアンスを、曲の体感に昇華するセンスが光っている。
結成10周年の記念すべき年にリリースされた最新アルバムは7曲の完全新曲に加え、2021年5月にリリースしたミニ・アルバム『ハブ・ア・グッドバイ』以降に配信リリースされた楽曲、会場限定シングル『ハブ・ア・グッドナイト/サマーゴースト』のみに収録された楽曲を含む、全13曲入り。"シンプル且つ、心に響く強靭なサビ"を意識しながら、今まで以上に多彩なアプローチを取り入れ、1曲の中にも心の揺れ動きや感情の機微が見える楽曲たちは、古墳シスターズの最新型。心象風景を丁寧に描き、"報われなければ嘘だよな"との歌詞が胸に迫る「季節を待って」は、古墳らしさと10周年ならではの表現力や説得力を併せ持つ、今作のリード曲でありクライマックス。大丈夫、きっとその季節はすぐそこに迫ってきてるはずだから。
結成8年目、古墳シスターズ初の全国流通盤となる1stフル・アルバムがリリースとなった。結成初期から歌い続けている「学生叙情詩」、代表曲「ベイビーベイビーベイビー」、表題曲となる新曲「スチューデント」など、ここまでの集大成と最新型を見せる全13曲を収録している。衝動やら激情やらなんやらを含む圧倒的熱量を放つ歌と演奏、聴く者の心を鷲掴むキャッチーなメロディと言葉たち。汗や涙やいろんな汁がほとばしり、会場中がシンガロングする姿が想像できる楽曲たちは、今すぐライヴハウスに行きたくなるライヴ感に満ちている。また、聴き終えたあとに心にぽつんと影を落とす、全体に帯びた物悲しさや夕焼け感のようなものも彼らの楽曲の魅力。まだ僕らは大丈夫、悲しく思えるから。
このアルバムは"コロナでつらかったね"で終わらせるんじゃなく、"その時間を過ごしたうえでどうする?"っていう気持ちが強い
この見た目で固定のジャンルじゃダセぇなと思うし、何をやってもまなつの音楽になる自信はあるので
古墳シスターズを解散ギリギリまでぐしゃぐしゃにしてやろうと思ってる
聴いた人の心にそっと明かりを照らしてあげたい
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