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INTERVIEW

Japanese

GANGDEMIC × Panic Monster !n Wonderland

2024年01月号掲載

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"神使轟く、激情の如く。"らが所属するアーティスト事務所、KABUKIMONO'DOGs(カブキモノディージー)とSkream!の12ヶ月連載企画が進行中。本企画の一環として、GANGDEMIC(通称:ギャンデミ)とPanic Monster !n Wonderland(通称:パニモン)の座談会が開催された。両者は2024年から新プロジェクト"RAKUGAKI"を始動した。これに際して、お互いの印象や関係性などをマネージャー2名も含めて語ってもらった。

GANGDEMIC:Mirei Kurumi Sui
GANGDEMICマネージャー:WATARU.
Panic Monster !n Wonderland:タネ ナナ アオリ
Panic Monster !n Wonderlandマネージャー:さえ
Interviewer:宮﨑 大樹 Photographer:Kanda Yukiya

-KABUKIMONO'DOGsの別グループとこうやって話す機会ってよくあるんですか?

WATARU.:ないです。この集まりってすごく特殊なんですよね。自社内でこの2グループで一緒に動く"RAKUGAKI"というプロジェクトが始まるんです。(※取材は12月下旬)いわゆるTRIPLE AXEとかONAKAMAみたいなものに近い形になると思うんですけど、そういうきっかけでこの座談会で集まっているみたいなところがあります。

-ではもちろん面識はあるけど、話したことはあんまりない、みたいな。

Kurumi:全然ないです。

タネ:一緒にライヴをすることはあるんですけど、こういう感じは初めて。

-この2グループの繋がりとしては、事務所は一緒で対バンもやってきていますけど、それ以外の接点みたいなものはあったんですか?

WATARU.:直近であったことだと僕らGANGDEMICサイドで11月に初めてサーキット・イベント("GANGDEMIC pre. 『GANG VIBES CIRCUIT 2023』")を主催させてもらったんですけど、そのときに自社のグループを何組か呼ばせていただいて、その中にパニモンを入れさせてもらった経緯があります。そういう意味では、こういうプロジェクトを走らせようってはっきり決まったのはサーキットのあとになるんですけど、そのころからGANGDEMICサイド的にはもっと近い距離感でやっていきたいと思っていたし、だから誘っているところがあったんだろうなって、結果論として感じたところはあったかもしれないです。

-両者の繋がりでいうと、他にはさえさんが特殊な接点ですよね。

さえ:そうですね。元(ギャンデミ)メンバーで、今こっち(パニモン)のマネージャーなので、ちょっと不思議な感じです(笑)。

WATARU.:さえがパニモンをマネジメントとして動かしている人間というのも、パニモンと親交を深める大きな要因のひとつには当然なっていますね。僕ももともとアーティストをやっていて、そこからアーティストを支える側になったんですね。そこにさえがGANGDEMICのメンバーとしていて、さえもアーティストからアーティストを支える側になったというプロセスがかなり近いと思うんです。僕はGANGDEMICに自己投影しながら活動している部分もあるし、ステージに立っているわけじゃないけど気持ち的にはステージに立っているし曲も作っていて。さえもパニモンに曲を作っていたりして、何かを投影してやっているところがあるので、音楽性とか形は全然違うと思うんですけど、マインドみたいなものがすごく近いと考えているんです。そこが今回この2組で一緒に何かやろうというきっかけになったんだと思っています。

-マインドが近いという言葉が出ましたけど、それぞれ相手のグループをどう思っているんですか?

アオリ:パニモンとGANGDEMICは正反対というくらい違うと思うんです。曲調とかキャラクター、コンセプトとかが全然違う。でもこうやって一緒にRAKUGAKIとしてやっていくのが楽しみですね。どうなるかなんかわかんないんですけど、楽しみです。

Sui:パニモンさんって"THEアイドル"みたいな見た目で、衣装とかもフリフリでかわいくて。で、私たちはギャングガールなので、そういう意味ではコンセプトは反対だなと思うんですけど、ライヴをめっちゃ大事にしている印象がパニモンさんにはあるんです。うちらも活動するうえでライヴを大事にしているので、そこはヴァイブスを感じています。

タネ:ギャンデミさんにはやんちゃなイメージというか、いい意味での悪ガキ感みたいなのを感じるんですけど、私目線だとすごく温かいグループさんだなっていつも見て思っていて。WATARU.さんも含めチームでお客さんと近い距離感でグループをやっている熱い感じが伝わっていて、すごく好きなグループです。

ナナ:うん。家族感、ギャンデミファミリーみたいな。お客さんも込みでギャンデミファミリー感があって。たぶんKABUKIMONO'DOGsの事務所の中で一番家族みが強いグループなんじゃないかなって個人的に思います。あとはパフォーマンス力が本当に高い。一緒にやるイベントがあったときに後ろで観させてもらうことが多いんですけど、気づいたら自分も身体が動いちゃったりするぐらいお客さんと一緒に楽しむ感じがすごく強いのかなって思いました。

-ギャンデミとしては今言ったようなファミリー感は大事にしているんですか?

Mirei:大事にしていますね。いろんな対バンとかも出させていただくんですけど、他のグループさんとかを見ていても自分たちだけ雰囲気がちょっと違うかもと思って(笑)。なんかここだけワチャっているみたいな感じがあるので、自分たちでも自覚しているというか、大事にしているところですね。

WATARU.:パニモンから見たGANGDEMICがそうじゃなくて、これからは"RAKUGAKIってそういうチームだね"って言われたいよね。"パニモン、ギャンデミがやっているあのチームはファミリー感があっていいよね"って、そうなったらいいなと思っています。