Japanese
Panic Monster !n Wonderland
2023年11月号掲載
Member:メルモ タネ コヨリ ナル ユユカ ナナ ウイ アオリ ※カグラは取材時不在
Interviewer:フジジュン
-ナナさんはグループがどんどん進化していく様を見て、どう感じていますか?
ナナ:感動しますよね。リーダーとしての立場で言うと、デビュー時からオリジナル・メンバーでやってきて、今の9人でようやくパニモンとしての形が完成してきたと思うし、デビューして1年足らずで"サマソニ(SUMMER SONIC 2023)"に出演させていただいたり、東名阪ツアー("Panic Monster !n Wonderland 「Mash! Mellow!!」ツアー")に続いて、"あわてんぼうのHALLOWEEN MONSTER"ツアーでは7ヶ所を回らせていただいて。間隔を空けずにやれることがすごくありがたいことだし、この9人でそれを達成できたことがすごく自信になったし、嬉しいなと思っています。
-"サマソニ"に出演しての感想はいかがでしたか?
ユユカ:すごかったです! 音楽が好きで遊びに来ているお客さんが多いなか、ステージで踊ってるとアイドルを知らないだろう方たちも足を止めて一緒に振り真似をしてもらえたり、後ろでノッてくださってたり、目が合ったら喜んでくれたりして、私たちも"サマソニ"という大きなフェスを楽しんでもらえる一員になれてるんだと思ったらすごく嬉しくて。あのステージに立たせていただいたことが感動だったし、あの景色は絶対忘れないです。
-パニモンってアイドルらしい華やかさやキュートさもあるけど、曲がカッコいいし、一発で心掴むキャッチーさもあるし、フェスとかたくさんの人に聴いてもらえる場所にすごく向いてると思いますよ。
ユユカ:嬉しいです! "サマソニ"の出演が決まったとき、すでにチケットが完売していて、ファンの人たちもチケットが買えなかったので、受け入れてもらえるかすごく不安だったし緊張もすごかったんですけど、フェスTを着てる人たちが立ち止まって、笑顔で手を振ってくれたりするのを見て、涙が抑えきれなくて。忘れちゃいけない体験ができました。
ナル:初めて野外フェスに出たのが"クロフェス2023~野外フェスでキュンからのバッキューン♡だしん!!~"で、"どういう感じなんだろう?"みたいなところから始まったんですけど、初めて観る人が足を止めてくれる環境がとても嬉しいなと思ったし、一番小さいステージだったんで、次に出る機会があったらもっと大きなステージでやりたいなって目標もできたんです。
メルモ:フェスとかでみんなに知ってもらう機会が増えたので、私たちの良さをもっと知ってもらいたいなと思っています。最近はMCもすごく力を入れてるし、曲もみんなの悪戯が仕掛けられてたりしてすごく面白いので。パニモンの魅力が伝わるようにライヴの直前までみんなで打ち合わせして、一本一本のライヴをすごく大事にしていて、もっともっとパニモンを初めて観た人にも刺さるライヴをやっていきたいなと思っています。
コヨリ:もともと、メンバー全員のキャラが濃いなと思ってたんですけど、公式X(Twitter)で"登場人物表"を作ってくれて。それを作ったことでそれぞれの良さがより伝わりやすくなったと思うので、私たちのことをもっと知ってもらえたら嬉しいです。
-1年目は初めての体験も多いなかで、しっかりグループの地盤固めをして、2年目はもっとたくさんの人にもっと深く知ってもらえるといいですよね。7ヶ所を回った、"あわてんぼうのHALLOWEEN MONSTER"ツアーはいかがでしたか?
ユユカ:初めて行った仙台("『あわてんぼうのHALLOWEEN MONSTER』ツアー ~『おいでよパニモンの里』~")で"パニモンに会いたかった"と言ってくれたお客さんがいたり、東名阪ツアーで観た人がお友達を連れてきてくれたり、どんどんパニモンが広がっていってるんじゃないか? というのを感じました。久々に地方に行って、みんなに"ただいま"って言えたのも嬉しかったですし。実際、ナルさんは仙台が地元で。
ナル:そうなんです。だから、仙台でライヴができたのがすごく嬉しかったです。ママも妹も来てくれて、楽しかったって言ってくれて。"また仙台来るときは言ってね"って。
-ツアーでは、最新作収録の新曲たちも披露したんですか?
メルモ:「あわてんぼうのHalloween Monster」と「Zig it Zig it」の2曲を発表しました。「Mash! Mellow!!」はすでに披露していたので、ライヴでは3曲披露してます。
ウイ:「Zig it Zig it」はみんなでタオルを回したり横移動する曲なんですけど、最初の頃はあまり動いてくれなかったお客さんが、ファイナルではちゃんと覚えて横移動してくれたりして、すごく嬉しかったんです。
メルモ:私たちも一緒に動いてほしいから、わざと大きな動きで横移動したりして。広い会場になったら、全力疾走で横移動しなきゃいけないかもしれない(笑)。
-「あわてんぼうのHalloween Monster」はライヴでやってみていかがでした?
タネ:私はバンドが好きなので、バンド・サウンドってのが嬉しくて。パニモンは、王道ではあるんですけど、バンド・サウンドがあったり、ラップがあったり、急に転調して雰囲気が変わるっていうのが良さだから、お客さんも楽しんで聴いてもらえてると思いますし、この曲もそういう良さがあると思います。
-すごくノリが良くて楽しい曲かと思いきや、急な展開で悪戯要素が入ってきて、"え~!?"って思わされて(笑)。でも、この悪戯要素がパニモンらしさもあり、ハロウィンらしさもあっていいですよね。
ユユカ:この曲は、ひとりの子供がお留守番してる寂しい夜にモンスターたちが襲撃してきて、一夜限りのパーティーをして楽しい思い出を作るって曲なんですが、お客さんもひとりで寂しい夜があるかもしれないけど、9人のパニモンが一緒に盛り上げて、一夜限りの楽しい夜にできればいいなって気持ちを込めているし、ライヴでもみんなが楽しんでくれてるのがわかったので、すごく嬉しかったです。
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