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INTERVIEW

Japanese

グッドモーニングアメリカ

2014年05月号掲載

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Member:渡邊 幸一 (Gt/Cho) たなしん (Ba/Cho) 金廣 真悟 (Vo/Gt) ペギ (Dr/Cho)

Interviewer:荒金 良介

-そして、「メロディ」は結婚式で流れても似合いそうな幸福感が溢れてますよね。個人的にも好きな曲なんですが、これは昔からあったものですか?

金廣:ペギが入る前の2枚目のデモに入っていた曲です。アレンジもほぼ変えず、呼人さんにウワモノを追加してもらって、ゴージャスな感じに仕上げてもらいました。歌詞は辻褄を合わせるように、もっとわかりやすく、情景が伝わりやすいように少し作り替えたんですよ。今はライヴでどこ見て歌おうかって、考えてます。歌うのが恥ずかしいから。

-恥ずかしい?

金廣:そうっすね。こっ恥ずかしいです。

-ラブ・ソングって、これが初めてじゃないですよね?

金廣:ラブ・ソングはないわけじゃないけど、ここまでストレートに言ってる曲はないと思うから。青くさい勢いで言っちゃった好きみたいな感じなので。そのキラキラ感は好きだけど、恥ずかしいです。

-はははは、そうですか。

金廣:まあ、いろんな面が出せたらいいなと。

-この「メロディ」もそうですが、今作は3曲とも永劫回帰的な歌詞になってますね。

金廣:あっ、そうですね。一貫してますね。それもニーチェの影響です。それを打ち出したかったというか、そういう歌詞を書きたかった時期なんでしょうね。

-それはなぜでしょう?

金廣:「拝啓、ツラツストラ」を書いて、もう1回ニーチェを勉強して思ったのは、そういう生き方に近いような生き方をしてるなって。超人思想ってかっこいいし、そういう考え方でいようとする自分がいるのかもしれない。毎日同じことの繰り返しだと思う部分があるからこそ、より楽しい人生を送りたくて。それは僕だけじゃなく、他の人も思うことだろうから。そういう面で今もニーチェは残ってると思うし、共感して歌詞にしたいと思った理由ですね。まだ自分の中に染みついてるわけじゃないけど、確固たる強い自分に憧れますからね。

-最後に今回のレコ発ツアーはどんな内容になりそうですか?

金廣:前回のツアーで得たものが多くて、バンドとして成長できた部分も大きかったから。いいショウができたらいいですね。

-得たものというと?

金廣:自分たちがワン・ステップ上がれたと思えたので。それはお客さんというより、自分が自然体であれたから。身構えずに、ありのままでライヴをやれたんですよ。そういう場所を作ってくれたのはお客さんなので、その気持ちを返していきたいなと。

渡邊:今回はワンマン・ツアーなので、何かしら普段できない演出をしたくて。来てくれたお客さんの思い出に残るようなことができたらなと。もちろん今回の3曲もしっかり演奏することは大前提ですけどね。

ペギ:前のツアーに来てくれた人も今回来てくれると思うので、またかっこいい!と思ってもらえたらいいなと。あと、"ドラゴンボール改"から入ったお客さんも、ライヴ・バンドとしてかっこいいと感じてくれたらいいですね。

たなしん:自分がワクワクしてます。今回のレコ発のタイトル("7つの秘宝を探す冒険 2014")も"ドラゴンボール改"に絡めているので、遊び心も作れるんじゃないかと。昔から来てくれる人にも満足してもらいたいし、初めてライヴハウスに来た人にも楽しかった!と思ってもらえるものにしたいです。みんなも言いましたが、かっこいいショウを見せたいですね。