SpecialThanks

INTERVIEW

Japanese

SpecialThanks

2013年12月号掲載

SpecialThanks

Official SiteXFacebook

Member：Misaki (Vo/Gt)

Interviewer：沖さやこ

－そのなかでもHeisukeさんを選んだ理由は？

そのなかから古閑さんに人選してもらって、その人たちに実際会って"この曲に自分流でソロを入れてきてください"と『Campanula e.p.』を渡したんです。（Heisukeから届いた）ギターの音を聴いたときに"かっこいい！"と思って、わたしのやる気が漲ってきて、曲が3、4曲バッとできたんですよ。"このギターかっこいい！"と思うこともそうそうないことだし、それが答えかなと思ってこの人にお願いしたいなと。

－そうだったんですね。そのときできた曲は今作『MOVE ON』に入っているのでしょうか。

入ってないです。いま9曲録っていて、そのうちの5曲を『MOVE ON』には入れているので、のちのち発表していこうと思っています。

－実際Heisukeさんにお会いになったときの印象はいかがでしたか？

真っ黒い服で来たんで、すっごい暗い感じのイメージだった（笑）。すっごいちっちゃい声で話すし"どうしよう、大丈夫かな？"と思ったりもしたけど、ギター弾けば変わるんで。

－華やかなギターをお弾きになるかたですものね。

うん。でも初めて会ったときはその想像はできなかった（笑）。のちのち話を聞いてみたらHeiちゃんも高校生くらいの頃からバンドをやっていて、ちゃんとバンドでツアーを回ったりしていた人で、わたしと共通点もあったりして。

－なるほど。その頃から一緒に合わせるようになっていたんですね。

（Heisukeが加入することによって）お客さんはどんな顔をするのかも気になっていたんで、『Campanula e.p.』のツアーの終盤にはゲスト・ギタリストとして出てくれてたりして、3人では再現不可能な曲を一緒にやったりして。お客さんもみんなあったかく迎えてくれて応援もしてくれたから、大丈夫だなって。

－再び4ピースに戻っていかがでしたか？

3ピースはギターに集中しちゃってて。回を重ねるごとにだんだん歌にも集中できるようになってはいたけど、やっぱり4人のほうが歌に専念できるから。わたしはどっちかというと歌いたい願望が強いので（笑）、気持ち良く歌うためには今のほうが自由かな。（4ピースだと自分が）弾かなくても（ギターの）音が鳴っているから自由に動けるし、歌えるから、更に楽しいかな。あと、やっぱり自分じゃ表現できない音が鳴ると高まりますよね。まだHeiちゃんが入ってそんなに時間は経ってないんですけど、音が合うときはすごく合うというか......。みんな気持ちも近いし、演奏面でも気持ちいいと思うことが増えた気がします。

－『MOVE ON』の制作に入ったのはいつ頃ですか？

今年の5月とかかな。6月頭から録り始めました。"この4人でこれからやってくぞ！"というのをみんなに見てもらいたい、"名刺代わりになるようなものを作るぞ！"というのをテーマに作りました。