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INTERVIEW

Overseas

THE GET UP KIDS

 

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Member:Matthew Pryor(Vo/Gt)

Interviewer:山口 智男

90年代エモを代表するTHE GET UP KIDSの来日が2年ぶりに実現する。大阪、名古屋公演の他、11月9日と10日、所沢航空記念公園で開催されるミュージック・フェスティバル、tieemoに両日、出演する彼らは各日、『Four Minute Mile』(1997年)、『Something To Write Home About』(1999年)の曲を中心に演奏するという。ともにファンの間ではエモの金字塔として、いまだに人気が高い作品。ライヴは大いに盛り上がるにちがいない。来日を2ヵ月後に控え、Matthew Pryor(Vo/Gt)がインタビューに応じてくれたので、2枚のアルバムの思い出を聞いてみた。

-2011年1月に『There Are Rules』をリリースしたのち、アルバムをひっさげてのツアーをやってからバンドはまた活動を休止したようですが、それから現在までメンバーそれぞれにどんな活動をしていたんでしょうか?

俺は農場で働いて(と言っているが、ソロ、新バンドのLASORDA、THE NEW AMSTERDAMSでそれぞれにアルバムをリリースしている)、Jim ( Suptic、Gt/Vo)は学校に戻って、Ryan (Pope、Dr)はパリに少し住んで、Rob (Pope、Ba)はSPOONと、James (Dewees、Key)はMY CHEMICAL ROMANCEとツアーをしていたよ。

-11月の来日はどんないきさつで決まったのでしょうか?

依頼をもらって、俺たちは日本に行くのが大好きだから受けたんだ。

-11月の来日は単発の活動再開なのでしょうか? この後、継続的にバンドを続けていく予定はありますか?

何も予定はないよ。でもJamesと俺は今年、デュオとして新作を出すし、SPOONはスタジオにいるよ。

-THE GET UP KIDSは現在、どういう状況なのでしょうか?

11月に日本に行くよ。

-さて、11月の来日公演では1日目と2日目で、それぞれ『Four Minute Mile』と『Something To Write Home About』の曲を中心にしたセットリストを演奏するそうですね? それはバンド側からのアイディアだったんですか、それとも主催者側からの提案だったんですか? 1枚目と2枚目のアルバムの曲を中心に演奏するという今回の企画についてはどう思いましたか?

プロモーターのアイディアだったけど、そういう企画は前にもやったことがあるんだ。楽しくなると思うよ。『Four Minute Mile』の曲ではJamesはあんまりやることがないけどね(笑)。

-その2枚のアルバムはいまだにファンの間では人気が高いけど、みなさんにとってはどんな作品ですか? 2枚を振り返って、どんなことを思いますか?

若い頃を思い出させてくれる、とても誇りに思える曲たちだよ。ただ、『Four Minute Mile』のヴォーカルはあまり好きじゃないんだ。曲は良いと思うけどね。

-『Four Minute Mile』を作った時のことを教えてください。なんでも、2日でレコーディングしてしまったそうですね? レコーディングの時のことで、特に記憶に残っているエピソードはありますか?

2日じゃなくて、2日半ね。記憶に残っているのは(テレビアニメの)『The Simpsons』を見るのをやめたことくらいかな。レコーディング前に目指していた作品をそのまま作ったんだよ。唯一の不満は、ヴォーカルが気に入らなかったことだけかな。