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INTERVIEW

Overseas

THE GET UP KIDS

 

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Member:Matthew Pryor(Vo/Gt)

Interviewer:山口 智男


-Steve Albiniのバンド、SHELLACのメンバーであり、AlbiniのアシスタントとしてNIRVANAの『In Utero』でエンジニアを務めたBob Westonをプロデューサーに起用した理由は? 彼とのレコーディングはいかがでしたか?

彼がめっちゃカッコイイからだよ! レコーディングは最高だったな。

-早くもキーボード・サウンドを加えていますが、当時、バンドの基本編成にないキーボードを入れようというアイディアは誰がどんなところから思いついたんですか?

みんなで考えたんだ。バンドとしての決断だよ。

-その頃、みなさんはたとえばどんなバンドを目指していましたか? 目標にしていたバンドはいますか?

その頃、俺たちは(WEEZERを辞めたMatt Sharpが結成した)THE RENTALSをたくさん聴いていた。あとはWILCOとかJIMMY EAT WORLDの『Clarity』とかね。(『Clarity』のリリースは1999年なので、同アルバムを聴いていたのは『Something To Write Home About』のレコーディング時の話だと思われる)

-『Four Minute Mile』リリース後、いくつかのメジャー・レーベルから声がかかったにもかかわらず、契約にとても慎重だったのは、なぜだったんですか?

あまり良いオファーを誰もくれなかったからだな。正直言って。

-『Four Minute Mile』の収録曲であなたのお気に入りは? 理由があったらそれも教えてください。

「Better Half」かな。流れがとても良いと思うんだ。

-FALL OUT BOYのPete Wentzがこのアルバムからの影響を認めていますが、逆にFALL OUT BOYについてはどう思いますか?

あんまり考えたことないな。とてもいい奴らに見えるけどね。

-2作目の『Something To Write Home About』は現在でもエモの名盤として謳われていますが、それについては?

それについてもあんまり考えたことないね。

-エモという名称はともかく、このアルバムにはパンクともハードコアとも違うユニークさがありますね。当時、他のバンドにはない自分たちだけのサウンドを奏でているという自覚や自信はあったんですか?

今も昔も、ジャンルやシーンを気にしたことはなかったな。可能なかぎり、最高と言えるアルバムを作る努力をしていただけだよ。

-Vagrant Recordsの社長は『Something To Write Home About』の制作費を捻出するため、両親から借金したというのは本当なんですか?

そう聞いたけどね。その時は俺たちも知らなかったんだ。