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INTERVIEW

Japanese

CRACK BANQUET

2013年06月号掲載

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Member:カミジョウテツヤ (Vo/Gt) シタンダアキラ (Gt) フルヤシュンスケ (Ba) ヨシハラ“マメ”ケイタ (Dr) ユアサイクカ (Sax)

Interviewer:山口 智男

踊って楽しめるファンキーなロックンロールとハイテンションのパフォーマンスが歓迎され、都内のライヴハウス・シーンを中心に動員を伸ばしてきたCRACK BANQUETが自身初の全国リリース作品となるミニ・アルバム『Buzz The World』をリリースする。紅一点サックス奏者を含む2010年結成の5人組。昨年は、日本のロック・シーンに翼をさずけるプロジェクト、Red Bull Live on the Roadに参加し、見事、優勝を果たした実力派だ。その彼らが日本のロック・シーンを騒がせる日がいよいよやってきた!

-Red Bull Live on the Road 2013のクオリファイ・ステージに毎回、盛り上げ役として出演していましたけど、トップバッターの自分たちがお客さんを盛り上げないと、その後、演奏するコンテスト参加バンドがきついんじゃないかっていう責任感と言うかプレッシャーもあったんじゃないですか?

ユアサ:ありましたー。

シタンダ:それはすごく感じましたね。

ユアサ:投票される側よりも緊張しました。ちゃんと会場を温めないとみたいな気持ちはありました。

ヨシハラ:そうは言っても、元々、そういう役割のバンドですしね。

カミジョウ:まあ、それはね。

ヨシハラ:役割っておかしいか。

カミジョウ:盛り上げ隊長みたいなね(笑)。

-この間、渋谷のO-Westでライヴを初めて見せてもらったんですけど、お客さんと一緒に“おっぱい!”とお客さんと一緒に連呼するコール&レスポンスが衝撃的でした(笑)。

カミジョウ:ハハハハ。

-あれは毎回やっているんですか?

カミジョウ:最近、定番化してきましたね。

-どういうきっかけでやるようになったんですか?

カミジョウ:お客さんが盛り上がらないと言うか、たまたまけっこうおとなしい時があって、これは何とかしなきゃと思い、とりあえず“おっぱい!”って叫んでみたんですよ。

シタンダ:突発的にね(笑)。

カミジョウ:“おまえらおっぱいって言えー”って。そしたらドーンとウケて、それまで暗い顔をしていたお客さんが急に明るくなったんですよ。それから段々、逆に求められるようになって定番化していきました。

-曲のかっこよさとか熱度満点の演奏とかはもちろんなんですけど、ただ曲がいいとか、かっこいいとかだけのバンドじゃないんだなって、この間、ライヴを見せてもらって感じたんですけど、お客さんを盛り上げてなんぼって、そういうエンターテインメント精神みたいなものは、このバンドを始めたときから持っていたもの、あるいはやりたいと考えていたものなんですか?

カミジョウ:そうですね。根がサービス精神旺盛なんですよ。それとCRACK BANQUETを始める前、メンバーそれぞれにバンドをやってきて中で培ってきたものがあって、ライヴはやっぱりワイワイしていたいよねっていうのが元々のコンセプトとして、CRACK BANQUETを始めた当初からあって、それが発展して、今の形になりました。

ユアサ:かっこいいだけとか曲がいいだけとか、そういうバンドじゃ、自分がライヴを見る立場だったらつまらないって思うんですよ。だから、そこはメリハリをつけていきたいですよね。

-でも、女性としてはどうなんですか?“おっぱい”って叫ぶのは(笑)。

ユアサ:ああ、初めの頃は抵抗があって、練習の時も絶対言わなかったんですけど、最近はふっきれました。みんなが“おっぱい!”って言っているのを見ていたらなんだか気持ちよくなったちゃったんです。今はもう全然、気にならないです。

カミジョウ:お客さんも意外と女の子が大きな声で“おっぱーい”って叫んでいるんですよ。

ユアサ:うん、すごく気持ちいい(笑)!

-CRACK BANQUETのファン層は?

カミジョウ:年齢層は幅広いです。10代から50代までいますね。男女で言うと、半々ぐらいかな。

ユアサ:割合としては女子がちょっと多いですね。

-女子は何目当て?

カミジョウ:ヴォーカル……。

シタンダ:いや、おっぱい目当てでしょう(笑)。

ヨシハラ:女子が?!現代人はストレスが溜まっているんだね。