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INTERVIEW

Overseas

BOMBAY BICYCLE CLUB

 

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Member:Jack Steadman(Vo&Gt&B) / Suren De Saram(Dr) / Ed Nash(Gt&Key)

Interviewer:佐々木 健治


-BOMBAY BICYCLE CLUBの音楽は、一見シンプルに聴こえるけれど、様々な要素をミックスしながらもよく構築されていて、完成度も高いですよね。どういう風に曲はできあがっていくのでしょう?

J:ギターを手にして、ポロンと即興で鳴らしてみたものがそのまま曲になることが多いかな。曲は凄く手早く出来てしまうんだ。だから、今夜は曲を作るぞっていう時間を取っておいて、「よし、曲を作るぞ」っていう意気込んだ曲作りはできないんだ。本当に思ってもいない時に、ふっと曲が湧いてきたり、サウンド・チェックをしている時に曲が閃いたり、そういう風にして曲が出来ていくことが多いんだ。僕の寝室にスタジオを作っちゃったから、曲が出来たらそこで全パートを入れたデモを作るんだ。そのデモをメンバーに聴かせて、意見をもらいながら形にしていくんだよね。

-Surenのドラミングがユニークですよね。

S:やっぱり、一般的なリズムを作っても面白くないからね。家でドラムをセットして、面白いリズムを作るんだけど、あんまり考えないかな。考えないで、身体でリズムを探すっていう感じだね。

-BOMBAY BICYCLE CLUBの音楽には、ある種のレイドバック感がありますが、それは狙っているのか、それとも自然とそうなるのでしょうか?

J:それは間違いなく音楽的なことではなくて、僕達の人間性から来ているよね(笑)。見ても分かる通り、割と落ち着いていて静かにしているのが好きだからね。今日はいないけど、Jamie(MacColl)はちょっと違うけどね。普段はあいつがよく喋るから、僕等は黙っていられるけど、今日はいないから(笑)。お酒を呑みに行って大騒ぎをするよりは、仲のいい友達と静かに過ごしている方が好きなんだ。お酒を呑むにしても、ゆっくりちゃんとした会話ができるというかね。

-JamieとJackは、かなり子供の頃から一緒に遊んでいたそうですね。

J:とにかくいつも一緒にいて、毎週ライヴは行くようにしていたんだ。あとは、音楽の趣味も似ていたから、僕が曲を作り始めた時に最初に曲を聴かせたのもJamieなんだよね。

-どんなバンドを観ていたの?

J:丁度その頃、インディのシーンが盛り上がっていた時期だったから、YEAH YEAH YEAHS、BLACK LABELとかを観に行ったり、Tom Eggのストーキングみたいなこともちょっとしたりね(笑)。そうやって一緒に遊んでいるうちに、このバンドを始めたんだ。

-最後に日本のファンのメッセージをお願いします。

J:日本に来れて嬉しいよ。またライヴで来る時には、恥ずかしがらずに声をかけてくれると嬉しいな。

E:日本のことを何も知らないし、ただの観光客みたいなものだから、どこか誰も知らないような場所を教えてもらいたいね。