Japanese
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息つく暇もないほどスリリングな展開で魅せる、これぞ嘘とカメレオン流高速ミクスチャー「さらばウォルポール」に始まり、ARCTIC MONKEYS「Brianstorm」を彷彿とさせるリフとビートが炸裂する「0」、オーセンティックなポップスに急接近した「タイムラプス」、90年代のオルタナティヴ・ロックやラップ・メタルの風を感じる「秒針」、BPM130から強引に200台にまで持っていく「リトル・ジャーニー」など、ユーモアとセンスが爆発したキラーチューンが満載。"You can choose fake or truth..."で締めるチャム(.△)(Vo)の歌詞もまた、いつにも増して豊かで核心を突く強さもより磨かれた、キャリア史上最高到達点と言っていいアルバムだ。(TAISHI IWAMI)