DISC REVIEW
  
Japanese
1970年01月号掲載
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    ペンギンラッシュ七情舞ニューオーリンズで生まれたパレード音楽であるセカンド・ライン。そのビートが持つ華やかさとは対極にある、冷ややかでしっとりとした鍵盤のマッチが生む心地よい違和感や、決定的な色気や強さを感じるメロディと声が放つ唯一の輝きに魅せられる。人との関わりで感じるノイズを包み隠さず吐き出した歌詞が刺さる。MVが公開された「悪の花」は、バンドの明るい未来を確信させるほどの個性と強さを持った曲だ。時代の流れに惑わされず、愚直に己と向き合うピュアな冒険心を迷うことなく発信するアクション。それは無数の情報に溢れ、もはや王道のセオリーも埋もれてしまう現代において、新たなポップの夜明けを切り拓く重要な鍵なのかもしれない。だとすれば、ペンギンラッシュこそ今最も聴くべきバンドだ。 
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