DISC REVIEW
Overseas
2018年04月号掲載
-
-
Jack White
Boarding House Reach
Jack Whiteの新たな覚醒をアピールする3作目のソロ・アルバム。BeyoncéやA TRIBE CALLED QUESTとの共演がその前兆だったのか、大胆にヒップホップ、ファンク、ジャズに接近。そのうえでゴスペル、ジプシー・ジャズ、フォーク、クラウト・ロックといった多彩な要素を散りばめ、これまでで一番自由に楽曲を作り上げている。それでもJack Whiteという個性がこれっぽっちもブレないのは、アルバム全体をブルースとLED ZEPPELIN愛が貫いているからだろう。ジャム・セッション風のフリーキーな楽曲が大半を占めるなか、ラウンジ風のピアノ・バラードにアレンジしたドヴォルザークの「Humoresque」でラストを締めくくり、味わい深い歌の魅力を印象づける。
LIVE INFO
- 2025.09.20
- 2025.09.21
- 2025.09.22
- 2025.09.23
- 2025.09.25
- 2025.09.27
- 2025.09.28
- 2025.10.03
- 2025.10.04
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ASP
Skream! 2024年09月号