Overseas
2018年03月号掲載
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90年代のグランジ・ブームに乗り、デビュー時から大ヒットを飛ばした彼らは周囲の目を気にせずに快進撃を続けた。しかし、そんな彼らも10年代に再結成を遂げ、Scott Weiland解雇により、LINKIN PARKのChester Benningtonを迎えて5曲入りEPを発表するなど、紆余曲折の道のりを辿る。そして、ご存知のとおりScottとChesterの両名はすでにこの世にいない。それでもバンドは不撓不屈の精神で、前作に続き2度目のセルフ・タイトルを冠した新作を完成。新たにJeff Gutt(Vo)を招き、「Meadow」を筆頭に腰の据わった芯の太いサウンドとキャッチーな歌メロが見事に共存している。また、グルーヴィなオルタナ・ロックを爆発させた「Roll Me Under」と充実の楽曲群で復活の狼煙を上げている。(荒金 良介)
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