DISC REVIEW
Overseas
-
STONE TEMPLE PILOTS
Stone Temple Pilots
お久しぶりですね。お元気ですか。9年なんてそんな言葉じゃ間に合わない時間のはずだけれど、9年ぶりのこのアルバムを聴くと、お変わりないですねと声を掛けたくなるような出来映えである。90年代、クラシカルなロックとオルタナをバランスよく配合した、ポップなメロディ・ラインでスターダムに君臨した彼ら。2008年に再結成後、初のフル・アルバムとなる本作でも、彼らの持ち味は健在だ。キャッチーなメロディと後期THE BEATLESのようなコーラス・ワークがポップな彩を与える。足取り軽く、重すぎないサイケデリック感も彼ららしい。オールド・スクールなロックンロールが持つポップネスを見事に抽出した貫禄のアルバム。久しぶりに、何にも動じないカラッとしたアメリカン・ロックを聴いた気がする。
LIVE INFO
- 2025.01.19
- 2025.01.20
- 2025.01.21
- 2025.01.22
- 2025.01.23
- 2025.01.24
- 2025.01.25
- 2025.01.26
- 2025.01.27
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ASP
Skream! 2024年09月号