DISC REVIEW
Japanese
2017年12月号掲載
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THE PINBALLS
NUMBER SEVEN
メジャー・デビュー作品となる7曲入りのミニ・アルバム。『PLANET GO ROUND』以来およそ1年ぶりとなる今作は、ガレージ・ロックやブルージーなサウンドに独特の物語性をまぶした美学を強く感じさせる。攻撃的で切れ味の鋭いギター・リフで突っ走る「蝙蝠と聖レオンハルト」で幕を開けたあとは、「七転八倒のブルース」、「that girl」とタメの効いた泥臭い楽曲が続き、「ひとりぼっちのジョージ」ではメロディアスでどこか切ないサウンドに心を掴まれた。一貫したロック・マナーで緊張と緩和を聴かせる曲が揃う中、ラストの「ワンダーソング」はかなりポップな曲調。演奏も優しく他の曲と色合いが少し異なり、その前の「重さのない虹」が2ビートで迫ってくるぶん不思議な違和感を感じた。
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