DISC REVIEW
Japanese
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SCOOBIE DO
CRACKLACK
13年ぶりのシングル『ensemble』で新たな制作方法にチャレンジしたSCOOBIE DO。その方法とはリーダーのマツキタイジロウ(Gt)が打ち込みでデモを作り、それにある程度沿ってメンバーがアレンジしていくというもので、今作も同様に作られている。オープニングの「Love Song」で聴こえてくる佐々木詩織のコーラスに象徴されるようなアルバム全体を覆うクールで洒落た雰囲気は、つまり今のマツキの頭に鳴っているサウンドということなのだろう。とはいえ決してラウンジ・ミュージックではなくて、あくまでも腰が疼くダンス・ミュージック。バンド本来の得意技、土着的でスペーシーなファンク「愛はもう死んだ」、疾走するロック・チューン「MI.RA.I.」はこのアルバムの中では異色にすら感じられるがやっぱり最高。
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- 2025.01.19
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