DISC REVIEW
Japanese
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瀧川ありさ
色褪せない瞳
アコースティック・ギターの力強いカッティングで始まる表題曲「色褪せない瞳」。そのギターとピアノのドラマチックなサウンドに、優しい光を湛えた瀧川ありさのヴォーカルが映える1曲となった。歌声を支えるドラムのターキー(la la larks/ex-GO!GO!7188)とベースの佐孝仁司(Galileo Galilei)というリズム隊の躍動感も、メッセージ性の高い曲のエンジンになっている。こうした彼女の声の力を活かしたピュアでまっすぐな曲の良さはもちろん、カップリング曲「anything」の平熱感のあるエレクトロ・サウンドで、エアリーに物語を伝える曲もまたいい。この曲は瀧川ありさ作詞作曲によるもので、誰かに寄り添うように、静かに相手の話を聞くような近さがある。不安な気持ちをほぐしていくように、抑えたヴォーカルで歌い上げていく、そのナチュラルさが心地いい。
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