DISC REVIEW
Japanese
2016年07月号掲載
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神はサイコロを振らない
anfang
最初に耳に飛び込んできたのは、今にも消えてしまいそうな光を灯すアルペジオと、それに溶けるようなウィスパー・ヴォイスだった。が、Track.1のタイトルどおり"静寂の空を裂いて"、抱えきれないほどの音のシャワーが降り注ぐ――ドイツ語で"始まり"を意味する"anfang"と名づけられた今作は、そんな神秘的な展開で幕を開ける。心理学者 アインシュタインが残した名言をその名に掲げ、2015年8月、福岡にて始動した4ピース・バンドによる初の全国流通盤。暗い影を纏った感傷的な詞やメロディが、複雑且つドラマチックに構成された楽曲によって次々と吐き出されていく。しかしクライマックスは、高らかなギターに導かれるように希望に手を伸ばす「煌々と輝く」。鮮烈な光と影のコントラストが作り上げた残像が、アルバムを聴き終えてからもしばらく消えない。
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