DISC REVIEW
Japanese
2016年04月号掲載
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te'
閾
これまで29文字を徹底していたタイトルが初めて1文字となったキャリア初のミニ・アルバム。"境界"、"敷居"という意味の"閾(しきみ)"と冠するところにはtachibana(Dr)の一時離脱で新体制となり、活動の区切りをつける想いが読み取れる。テクニカルなリフもなくコード・バッキングによる轟音が交差しグルーヴと化していくTrack.4を始め、過度なエフェクトやアレンジを排し、驚くほどタイトでオールドスクールなサウンドが詰まっている。昨年は彼らやtoe、BATTLESの新作リリースや、総括ディスク・ガイド本の出版を始め、ポスト・ロックというジャンルにとっても交通整理がなされ区切りがついた年となった。ここからポスト・ロック仕切り直し!と、シーンのど真ん中を闊歩するような頼もしい1枚だ。
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